23区のごみ計画「東京二十三区清掃一部事務組合一般廃棄物処理基本計画(第6次)」(2026/3/23みどり・環境等特別委員会)

2026年3月23日、みどり・環境等特別委員会のレポートです。

「東京二十三区清掃一部事務組合一般廃棄物処理基本計画(第6次)」

主に、清掃工場の建て替え・整備計画などが書かれた計画です。

ポイントは…

23区内での清掃工場のアンバランスの是正

23区内の負担を平準化、ならしていくことがねらいの一つです。

特に負担が大きいのが、江東区。

日本で一番大きいのが、新江東工場で、
江東区がかなりの負担をこうむってきた歴史的経緯があります。

ほかには大田区が3つ工場があり、負担がかかってきました。

そこで、新江東工場は、新たな敷地を見つけて建て替え。
アンバランスの是正のため、600減らして1200トンに。
*土地については交渉中、未定

工事期間を分散させるなどして、
重ならないように工夫します。

 

ちなみに清掃工場の寿命は、約25年。
練馬区の清掃工場(H27竣工)は、R22(2040年)に25年を迎えます。

1人あたりのごみ量は減っているものの、
人口が増加していくため、
総量は減らない見込みです。

景気にも左右され、景気がよくなると事業系ごみが増えていきます。

建築費

600炉の規模が平均で、600億円かそれ以上。
ざっくり、1トンあたり1億円です。

昔は半分くらいで、倍になっています。

区部と支部との差

八王子市では、
エコセメントを全量資源化。
灰の資源化で、差が生じています。

将来推計

家庭ごみの有料化

区民の注目も高い家庭ごみ有料化については
引き続きの検討となっています。
ひとまずペンディング。

Q:引き続き検討となった理由、課題は?

区A

  • たとえばR19こうなる→当時の検討のなかで、これぐらいと設定した
  • 清掃工場の建て替えにあたり、国の補助金が出る
    →ごみの削減費によって補助金が変わる
  • R19くらいから新しい補助金が入るので、実施しないとまずいのか。と想定
  • 決定というわけではない
Q:清掃の労働組合からはどのような意見があがっているか?

区A

  • 公式で、直接議論をしたことはない
  • 普段の会話の中(という前提で…)
  • 「有料化はあまり賛成ではない」という意見をきいている
  • ごみの有料化をすると、いわゆる個別収集を導入する事例が多い
    →導入した場合に人が確保できるか
  • 車両は確保できるか?
  • 区民に負担をしいることをやるべきではない
  • (という声がある)

抑制する他の方策も検討中

その一つが、事業系ごみ手数料。
比較的23区は安く、それを上げることで、
370トンくらいの増加ですむという試算があります。

ただし、
「実行できるか、実行しても推定通りになるか不確実性がある」
との検証があり、往来の数字で計画を立てた、との説明でした。

清掃工場から熱供給

清掃工場での発電を、地域に…という仕組みがあり、
こちらは光が丘清掃工場でも導入しています。

*参考:日本熱供給事業協会
https://www.jdhc.or.jp/article/%E5%85%89%E3%81%8C%E4%B8%98%E5%9B%A3%E5%9C%B0/

光が丘団地で導入されていますが、
そのガス代が高すぎて、毎日お風呂に入れないほどで、困っている
…との声が、高口のもとに寄せられました。

今回、この計画において、その課題については検討されたのか?
なぜガス代が上がったのか?

を質問しました。

区A

  • 燃料費の高騰の話
  • 都市ガスを使っているため、ガスの燃料が直接運営費に跳ね返る
  • ロシア、ウクライナ情勢、ガソリン代が上がっている
  • 高騰がそのまま跳ね返っている

…とのこと。

もともと、一般的なガス料金よりも高めになっていて、それが、このところの高騰で、さらに上がった…ということです。

「この制度で高くなるなら、選べるようにしてほしい」という意見があったことを伝えたうえで、
「選ぶのが難しいなら、他のガス代と比べて高くなりすぎないよう、なんらか方策、支援を検討してほしい」
と求めました。

パブコメ受付中!

この計画は、パブリックコメントを受け付けています。
ねりま区報にも載せないそうなので(区HPに載せるかを検討)

みなさんの生活に関わるごみ、清掃のこと。

ぜひ、ご意見をお送りください。
4月15日までです。

https://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kikaku/ippaikeikaku/publicmail.html