2026年8月3日、子どもの事故予防地方議員連盟・幼保対策室の視察を荒川区で開催しました。
私が幼保対策室長を務めていることもあり、今回は企画にも携わらせていただきました。
ご協力くださった荒川区の皆様、友の季ひまわり幼稚園の皆様、そしてご参加くださった議連の皆様、本当にありがとうございました。

荒川区の取り組み
まず町屋ふれあい館では、荒川区の子ども・子育て施策についてお話を伺いました。
妊娠期から乳幼児健診、新生児訪問など、さまざまな機会を活用した事故予防の啓発をはじめ、
- 子ども・子育てにやさしい施設ガイドラインの策定
- ケアリーバー支援
- ひとり親家庭への住まい支援
- 小児インフルエンザワクチンの無償化
- 夏の室内遊び場「サマーアクティブパーク」
- 情報発信サイト「荒川遊びクエスト」
など、多くの先進的な取組について学びました。
猛暑下、子どもの遊びを守る
特に印象に残ったのは、「サマーアクティブパーク」です。
猛暑で外遊びが難しい時期に、体育館などの涼しい施設で子どもたちが思い切り体を動かせる取組です。
近年の猛暑は、子どもの遊び環境にも大きな影響を与えています。暑いから外で遊べない、でも室内でも十分に体を動かせる場所が少ない――そんな課題に対する先進的な取組だと感じました。
あわせて、「荒川遊びクエスト」により、子どもや保護者が遊び場やイベント情報を分かりやすく探せるよう工夫されていることも印象的でした。
施設のガイドライン
また、「子ども・子育てにやさしい施設ガイドライン」の取組も大変参考になりました。
行政だけでなく、商業施設や医療機関など、まち全体で子育て家庭を歓迎する環境づくりを目指し、行政文書ではなく誰もが手に取りやすい冊子として作成する予定とのこと。作って終わりではなく、普及や導入支援まで考えている点も印象的でした。
赤ちゃん健診で補助錠を配布
さらに、窓からの転落事故防止のため、補助錠(チャイルドロック)の配布や啓発に取り組まれています。

子どもの事故は、「少し目を離したすき」に起こることも少なくありません。家庭で取り入れやすい対策を行政が後押しすることは、とても重要だと感じます。
実はこの補助錠の配布については、私が練馬区議会の予算質疑で取り上げ、練馬区でも取り組むよう提案したテーマです。改めて、その重要性を実感しました。
友の季ひまわり幼稚園を視察

その後、友の季ひまわり幼稚園を視察しました。
園バスでは、置き去り防止安全装置を実際に見せていただきました。
機器を設置するだけではなく、職員による目視確認や人数確認など、人による確認を欠かさず行っていることも大切にされていました。機械と人の両方で安全を守る姿勢が、大切ですね。
また、防犯カメラも設置されていましたが、単に設置するだけではなく、SECOMに運用まで委託しているとのこと。設備を整えることも大切ですが、その後の運用を専門的に行うことも、安心・安全につながる重要な視点だと感じました。
さらに、園舎そのものもとても素晴らしかったです。

子どもたちの育ちを大切にした理念や思いが建物全体に込められており、「子どものために」という考え方が空間からも伝わってきました。建物のデザインも大変魅力的で、子どもたちが毎日過ごす環境の大切さを改めて感じました。

インキュベーション施設「COSA ON」
視察後は、希望者でランチ交流会に参加し、「COSA ON」も見学させていただきました。
COSA ONは、荒川区等の支援を受け、城北信用金庫が運営するインキュベーション施設です。
起業を目指す方が、専門家への相談を受けながら利用しやすい費用で入居できるほか、卒業後には荒川区の家賃補助制度もあり、新しいビジネスへの挑戦を、区として後押しする仕組みとなっていました。

議会質疑に生かしていきます!
今回の視察を通して、事故予防は設備だけではなく、人による確認、運用体制、環境づくり、そして地域全体で子どもを支える仕組み、そこに懸ける行政職員の熱意が重要であることを改めて学びました。
今回得た学びを、今後の練馬区議会での質疑や政策提案に生かし、練馬区の子どもの事故予防と子育て支援の充実につなげていきたいと思います。
荒川区の皆さま、友の季ひまわり幼稚園の皆さま、COSA ONの皆さま、ご準備くださった関係者の皆さま、そしてご参加くださった議員の皆さま、本当にありがとうございました。








