川崎市子ども夢パークを視察(子どもの事故予防議員連盟)
子どもの事故予防議員連盟(通称コドジコ)で、川崎市子ども夢パークを視察させて頂きました。
子どもたちが小さい時から地域のプレーパークにお世話になり、遊びの大切さを痛感してきたなか、
映画『ゆめパのじかん』を鑑賞したりと、
以前から行きたいと思っていた施設です。
ようやく実現でき、感動しきりです…。
設立の経緯や、運営の理念、そして、遊びのなかでリスクとどう向き合っているか、といったお話を伺いました。
大きな事故を予防しながら、
子どもが自由に思いきり遊べる
挑戦したいことが挑戦できる環境を
どのように守っているのか。
毎朝夕の点検で、
ハザードを取り除いていること、
子どもと遊びながら行うこともあることなど、
現場のお話、大変参考になりました。
2階、3階建ての手作り遊具は、あえてハシゴの段の間を大きくし、登れる能力のある子どもだけが登れるようにしたり、
上の階は狭くつくり、動きを制限して、リスクを予防していたり。様々工夫がされています。
結果的に、20年の運営のなかで、
訴訟になるような事故は起きていません。
救急車についても、現場判断で「必要」と呼ぶことはほとんどないそうです。
(保護者の求めで呼ぶ)
また、あちこちに、「子どもの権利」が掲げられており。
とても感銘を受けました。
全国で初めて、子どもの権利条例を制定し、
子どもの権利を実現するためにつくられた青少年教育施設です。
(管轄は土木部ではなく教育委員会)
条例を制定することで、こうやって目に見える具体的な形で、実現するものがありますよね。
練馬区でも子どもの権利条例が必要だと、改めて感じました。
小中〜高校生、18歳以上も受け入れている不登校のフリースペースえんについても伺いました。施設を少し見せていただきましたが、美味しそうな昼ごはんを作って出している最中!
みんなでごはん、コミュニティ。
練馬区でも参考になるヒントをたくさんいただきました。
お忙しいなかご対応くださり、
誠にありがとうございました。