①中学校の選択制度、②春日小学校の学区域変更、③練馬区立美術館計画、続報(2026/8/25文教児童青少年委員会)

2026年8月25日、文教児童青少年委員会のレポートです。

中学校の選択制度、課題は?
「第4次中学校選択制度検証委員会 答申」

練馬区では、中学校で、選択制度をとっています。
その検証委員会が設置されており、定期的に答申が出されます。

*参考:練馬区立中学校選択制度検証委員会
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/gakko/sentakukensyo/index.html

今回の答申内容

*全文はコチラ
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/gakko/sentakukensyo/kensyouiinkai.files/toushin_4.pdf

簡単にまとめると、「中学校選択制度は今後も継続。ただし、環境の変化に合わせて運用を改善していく」という答申です。

主なポイントは、

  • 選択制度は継続
    アンケートでは約75%が継続に肯定的で、大きな問題もないことから、現行制度を続ける。
  • もっと早く、わかりやすく周知
    小4から制度を知らせ、学校説明会のオンライン開催・動画配信なども検討する。
  • 35人学級への対応
    学区外からの受入れ人数の上限を、原則40人から35人へ引き下げる。
  • 私立中への進学はやや増加
    現時点では制度への大きな影響はないが、今後の動向を注視する。
  • 今後は学校の適正配置との関係も検討
    少子化が進むなか、必要に応じて学校の統廃合・適正配置と選択制度を一体的に検討する。

つまり、「制度そのものは維持しつつ、35人学級や少子化などに合わせて見直していく」という内容です。

高口質疑&要望

選択制度について、これまでも質疑してきており、それを踏まえて質疑をしました。

説明会の開催日が重なる問題

高口:近隣の学校で重ならないよう、調整を求めてきました。
改善されたのか、伺います。

  • 区A:日程の調整→各校が日程を変更できる形で促してきた
  • 学校としては、年間スケジュールで、9月第二土曜日の公開授業にあてる学校が多い
  • この日程に加えて、説明会をオンラインで視聴できる、アーカイブで後日見られるなど工夫を行っている学校もある
  • 教育委員会としては、各校の説明会、資料、動画を集約して、保護者や児童に閲覧できる形で提供

高口:オンラインもありがたいが、やはり実際に学校を見たいということもある。
教育委員会から、近隣校で調整するよう、働きかけていただきたい。

選ぶにあたって、部活動が重要

高口:中学校を選ぶうえで重要なのが、部活動。
部活動の地域移行、クラブチームの活用等を進めながら、
部活動が充実するようにしていただきたいと思います。

小規模校への対応を

高口:そして、小規模校の生徒数が、選択制度によって減ることがないよう、要望します。

他委員の質疑

他委員からは、「光が丘第一中学校の希望が多い」という指摘があり、

  • 区A:通いやすさ、学区域が狭い
  • 豊渓中について選択した生徒が多かった→選択制度の対象から除いている

との答弁がありました。


春日小学校の通学区域の変更

環八を渡らなければ高松小学校・練馬小学校に通えなかった一部の区域を、

春日小学校の学区域に変更する
(環八を渡らずに春日小に通えるようになる)

…という変更です。

大きな道路を渡らなくて済み、安全確保という意味でも重要です。

これにより、春日小学校の過小規模も解消される推計となっています。

高口質疑:希望者には柔軟な対応を!

高口からは、希望する家庭・児童がいれば
これまでどおり高松小・練馬小に通えるよう
柔軟な対応を求めました。

高口Q:練馬小学校、高松小学校に通いたいという家庭・児童は、これまでどおり通えるのか?

  • 区A:指定校変更の手続きになる
  • 特例というものは設けない
  • 申請において、事情を聞いて、私どもの審査基準に基づき、変更すべきという判断があれば、高松、練馬小学校に通える

高口Q:希望しても通えないこともあるのか?

  • 区A:たとえばお兄さんお姉さんが在籍している、身体的・精神的な障害で希望するなど
  • …の基準があり、それにのっとって行う
  • 救済措置的な基準ではない

高口Q:柔軟に、通いたい子どもが通えるように求める

区A:基準に基づき、適正に審査を行う


練馬区立美術館・貫井図書館の計画見直し、続報!

吉田区長が「計画の白紙」を表明した、美術館・貫井図書館の再整備計画。
その見直しについて、2点の報告がありました。

①クラウドファンディングの対応状況

  • 区:最終的に68件35名、合計224万円の寄付をいただいた
  • 全員に意向調査を行い、
  • 4名から返金希望があり
  • 合計17万円
  • 返金希望の方に、今後、返金の手続きを行う

②建物現況調査のスケジュール

  • 区:事業者の募集開始
  • 一般競争入札
  • 8月24日から公告を開始
  • 10月~来年3月予定
  • 調査結果は改めて報告する

質疑は以上です。

今回は、中学校選択制度、通学区域の変更、美術館・貫井図書館の計画見直しと、今後の練馬区に関わる重要な報告が続きました。
引き続き、区の動きをしっかり確認し、必要な提案・要望をしていきます。

あなたのご意見も、ぜひお聞かせください!
まどぐちは、こうぐち!