区長交代で動き始めた、練馬区立美術館と学校統廃合の方針転換を議論!(2026/6/16文教児童青少年委員会)
※2026年6月16日、文教児童青少年委員会のレポートです。
区長交代で動き始めた、
美術館計画の白紙撤回と学校統廃合の見直し。
「子どもの最善の利益」は一人ひとり違う。
だからこそ、子ども・保護者・地域の声を丁寧に聞きながら進めることが大切です。
高口からは、図書館の充実、小竹小学校・みらい青空学園、中村西小学校の改築などについて質疑・提案しました。
ご報告します。
練馬区立美術館・貫井図書館等の再整備計画の見直し
新区長が「白紙に戻す」と撤回を決めた、
練馬区立美術館の改築計画。
貫井図書館を管轄する文教児童青少年委員会にも、報告がありました。
今後、現況調査の結果やスケジュールや検討の方向性について、
区議会や区民に説明があるとのことです。
委員会資料

これからの図書館について質疑!
高口としては、
「練馬区立美術館の改築計画の『白紙に戻す』の英断、心から評価する。
これまで大きな反対があり、区長が変わったことで、その声が反映されたかたち。
区長が変わることの大きさを、改めて感じています」
と、まず、白紙撤回を歓迎したうえで、
今後の検討について質疑・提案をしました。
高口Q:貫井図書館の運営はどうなる?
改修など決まるまで、これまでどおり運営されるということでよいか?
区A:通常どおり運営していく
高口Q:区民の利用スペースの充実を
貫井図書館利用者からは、視聴覚室のみで、借りられる部屋が少ないという声が出ている。
また、美術館利用者からは、「区民ギャラリーをもっと使いやすくしてほしい」の声も頂いている(10時からしか入れない、空きがない、等)。
一方、現在サンライフ2Fの元レストラン、その後学童になった部屋があいている。
ここを活用し、区民の利用スペースを増やしてほしい。
区A:サンライフも含め見直しの対象
・計画の見直しの判断、重く受け止めている
・区民にとってご希望もいろいろ
・どういう施設にしていくか、検討
高口Q:3施設を連携し、横断的に使いやすく
図書館、美術館、サンライフ練馬の管理が縦割りで、施設が利用しにくい。
施設横断的に、部屋が予約できるようにしたり、美術館としてサンライフ練馬を借りたり等、3施設の連携を強化すべき。
区A:
・教育委員会と地域文化部→情報共有している
・引き続き(やっていく)
高口要望:キッズスペースと美術の森緑地
改築には反対してきましたが、ブックアートキッズスペースのような取り組み自体はよいと思っており、できるかたちで進めていただきたい。今後の改修のなかでぜひ検討いただきたい。
美術の森緑地は、これまでどおり使えるようにしていただきたいです。
建て替えではなく、改修に向けて、よりよいリノベーションができるよう、今後も提案していきたいと思います!
令和8年度区立幼稚園・小中学校の園児・児童・生徒数および学級数等
毎年、各園・各校の数が報告されています。
今年度の状況…区の主な説明
小学校
児童数:ー454名
学級数:ー8
中学校
生徒数:ー68名
学級数:+5
1年生で35人学級になった影響
→1年生で11学級増加
特別支援学級(固定級)
小学校:+36名
中学校:ー1名
特別支援教室(情緒障害等)
小学校:+117名
中学校:+49名
中学校の入学状況
昨年度より国都私立入学者が上昇
豊渓中学校
10名・1学級
指定校変更で41名が光が丘第一中学校に行った影響
*ちなみに、日付が5月1日であるのは、
文科省が実施している学校基本調査に合わせているため。
ちなみにちなみに、学級編成の基準は4月1日です。
【高口質疑】
高口からは、みらい青空学園の状況と、
豊渓中と同様、
学校統廃合に関わって生徒数が減っている、
小竹小について質疑をしました。
高口Q:旭丘中への入学者の変化
入学者と割合は、昨年から何人変化したのか?
区A:
R7:入学者3名
R8:13名
→10名増加
高口:旭丘中の小規模化の対策を
建物が新しくなり、入学者が増えている。
一方、学区域内からの入学者は、47人。
学区域から行かなかった人数が、49人。
行かなかったほうが多い。
旭丘中の小規模化の解消について、
今後も対策していって頂きたい。
高口Q:正式名称は「旭丘小学校」「旭丘中学校」のまま
資料では、「みらい青空学園」という名前がなく、
「旭丘小学校」「旭丘中学校」のまま。
正式名称は変わらずですが、
学校外での申込みの際などに若干混乱が起きているので、
丁寧な説明をお願いします。
私は「旭小」「旭中」という学校名が好きで、
地域の思い入れも強いですので、
このまま残していただきたいと思います。
学校行事については、9年一緒にやることの急激な変化に対して、
保護者や生徒から様々な意見が出ています。
先生方も大変だと思いますが、
意見をしっかり聞いて運営いただきたいことを要望します。
高口Q:学校統廃合の「風評被害」
豊渓中学校も、小竹小学校も、1年生が減っています。
小竹小については、
昨年度、小竹小かみらい青空学園かを決める際に、
区の職員から「小竹小は4年でなくなるから」と説明があり、
そのせいで人数が減った
……という話を、地元の方からお聞きしました。
事実なら大変遺憾ですし、
そのような噂が出ること自体に問題があると思います。
これまでも、「小竹小がなくなる」という風評被害が根強く、
地域やPTAの方々からも、正確な情報発信をと、
区に対して要望されてきました。
小竹小も含めた学校統廃合の計画をいったん立ち止まること、
それを区長が表明したことを、
迅速かつ正確に、学校、保護者、学校関係者、地域、未就学家庭などに
周知いただきたい。見解は。
区A:区長の答弁
・計画が進められている統合再編は、各校の現状を整理し、今後の方針を聞いていく
・豊渓中に限らず、小竹小についても同様と捉えている
・方法→今後変更
高口要望:子どもの声をしっかり聴くこと。
小竹小へのねりっこ設置と、校舎改築を早期に!
さらに、以下の点を要望しました。
- 特に、子どもの意見をしっかり聞いてほしい。
話し合いの場にも児童生徒を入れてほしい。 - こちらも計画を早期に見直し、子ども・保護者・地域の声を聞くこと
- 小竹小にのみ設置されていない、ねりっこ学童の早期設置
- 最も古い校舎→早期改築スケジュールを組んでほしい
- 学びの多様化学校を含めて、新しい先進的な学校づくり・教育を行なっていただきたい。
【他委員質疑より】
他委員からは、学校統廃合を進めるべきという質疑もあり、
教育長が答弁しました。
・豊渓中の統合・再編については丁寧な説明を行なってきた
・子どもたちに対して、最善の教育を提供する目的で進めてきた
・ただ、区長が選挙戦のなかで地域の声をきくなかで、そういう思いを持たれた
・いったん立ち止まる
・子どものことを思ってやってきた取り組みは間違っていると思っていない
・すでに動き出している
・新しい学校で生活を始めている子どもたちも大勢いる
・総合的に勘案し、区長に丁寧に説明し、判断を仰ぎ
・子どもの最善の利益を追求しながら進めていく
*高口は、子どもは一人ひとり違う。
一律的な人数、子どもの最善の利益は決まらないと考えています!
練馬区立中村西小学校 校舎等改築 基本設計概要
委員会資料


中村西小学校の状況
中村西小は395名。
(近隣の練三小は508名)
知的障害学級の増設が予定されています。
現在は44名
→小学校平均34名なので、平均より多い状況です。
区「来年度は仮設校舎で1学級8名程度で募集をかけようかと思っている」。
屋内プール(簡易温水プール)
高口が注目したのは、
「屋内プール」。
将来的に、近隣校との共同利用を踏まえて、
温水プールとなっています。
ただし、簡易的な温水プールで、
一年中ではなく、
5〜10月中頃までの期間が想定されています。
「1校1プール」を今後変えようという方針が示されているなか、
屋内プールをどう活用していくのか、
プールのあり方について、質疑しました。
高口Q:簡易型の温水プールでいくら?
区A:5億
通常の屋外プール:3.5億
*一年中使える温水プールはかなり高額
高口Q:みらい青空学園も温水プール。もっと活用を。
みらい青空学園が簡易温水プールになり、
どういうものかわかるのですが、
授業以外では使われずもったいないなと思います。
放課後や、休業中の活用をしていただきたいと要望する。
中村西小の温水プールについては、活用はされるのか?
区A:区民開放などは考えていない
高口要望
★先生のプールの授業の負担が大きいことは変わらない
→民間指導者を呼ぶなどし、
「授業で最低限泳げるようになる」ことをめざしてほしい。
★着衣泳は特に重要と聞いている。こちらはぜひ力を入れて実施をして頂きたい。