秩父青少年キャンプ場関連の土地(久那用地)50年前5千万で購入→200万で入札へ(2026/5/19企画総務委員会)
2026年5月14日、企画総務委員会のレポートです。
①秩父市久那区有地 売却
②練馬区職員の標準的な服装の見直し
の2案件でした。
「久那用地」
…聞き馴染みのない案件ですが、
50年続く、これまでの練馬区政の闇?
のようなものが垣間見える案件でした。
①秩父市久那区有地 売却
秩父の青少年キャンプ場が廃止されることに。
その関連の土地に「久那区有地」というものがあります。
キャンプ場を売却するので、こちらも売ることにするよ…という案件です。

*参考:青少年キャンプ場廃止の経緯はこちら
https://koguchiyoko.net/nerima/20251204-05gian/
以下、質疑で出てきた情報です。
過去にこの土地を取得した経緯
- 区A:昭和49年から2年にかけて取得
- 5077万円
取得の目的
- 区A:青少年キャンプ場は浦山地区にあるバンガローを設置、区民にご利用いただいてきた
- その浦山地区の土地の取得が思うように進まず、
- 補填する目的で、離れたところにある荒川沿いの反対の土地を取得した
これまでの使われ方
- 区A:昭和50年3月に河川区域に指定
- 建物の建設が難しくなった
- これまで所管で活用の方法を議論してきた
- 実態→活用に至っていない
土地取得前に、河川区域に変わることは見通せなかったのか?
- 区A:過去のことなのでつぶさに把握はできないが…
- 取得したときは、有効に活用できるものとして取得した
使われてこなかったことへの認識
- 区A:野外活動の場に使う目的だった
- モータライゼーションの進化
→環境、郊外に必要で取得した - 費用対効果→「実態として活用できなかったことは残念」
- 所管として十分議論し、現在に至っている
なぜ今売却するのか?
- 区A:キャンプ場の利用者が減少、施設の老朽化(その関連で)
売却の見込みは?
- 区A:当該地は、面積の6割が河川区域
- 建物を建設できる土地に限界がある
- 地元の不動産業者などに聞き取り
- 土地の需要として、近隣の土地所有者、資材置き場の採石事業者は考えられる、との話
*応札の可能性であって、実際に売れるかはわからない
ベルデ下田は下田市に無償譲渡した
- 区A:ベルデ下田は、売却とあわせて下田市に無償譲渡もあわせて検討→市に無償譲渡した
- 久那用地は、河川区域→埼玉県、地元の秩父市にも打診している
- 現在→譲渡の合意はできていない
秩父のキャンプ場とあわせて売却しないのか?
- 久那用地は更地
- 離れた位置にある
- 単体で入札可能
高口質疑より
以上を踏まえ、質疑をしました。
高口Q:どのような用途に使える土地なのか?
売れるといいと思いますが…
河川区域には建物は建てられない。
何にも使えないのか?
それとも、キャンプ等はできるのでしょうか?
- 区A:使い方→建物を建てることは難しい
- テントをはってキャンプする使い方であれば可能
高口:キャンプの好きな方が買ってくだされば、と思いますが…
高口Q:これまでどのような議論があったのか?
「所管で議論してきた」という答弁がありました。
これまでどういう議論があり、うまくいかなかったのでしょうか?
区A:青少年野球場、テニス場などの案があった
高口Q:その後の議論は?
土地を取得してすぐ、河川区域に指定され、
野球場やテニス場ができないことは判明していたはず。
その後、どんな議論があったのか?
- 区A:教育委員会は所管、教育委員会で協議
- 詳細はそちらで…
高口Q:約50年…ランニングコストは?
約50年もたっている。
管理費、固定資産税などもかかってきたと思うが、
金額はどのくらいになるのか?
- 区A:何もない土地→維持管理は通常雑草の処理
- 地元町会に委託→年間14万円
高口Q:もっと早めに売却すればよかったのでは?
練馬区としては年間14万円は大きな額ではないかもしれないが、
何も使えない土地に、長年管理費がかかってきた。
今地方の土地はなかなか売れないが、
1990年代など、まだ元気があった時代に売っておけばよかったのでは?
- 区A:これまでの検討の経過→教育委員会
- 区民の税金、財産
- どういう使い方ができるか、ギリギリまで検討してきた
- 結果、売却の判断をしてこなかった
今後に生かしてほしい
1970年代、5000万円で取得した土地が、50年間使われず、
売却最低価格200万円、売れるかもわからない状況。
これまで、もっとはやいタイミングで、
売却していたらよかったと思いますが、
5000万円もかけてしまった以上、
踏み切れなかったのかもしれません。
今後同じことがないように、生かしてほしいと思います。
(もはやそれしかできないな、という思いも込めて……)
②執務時の標準的な服装の見直しについて
社会情勢を踏まえ、職員の服装規定を見直すこととなりました。
①動きやすい・働きやすい服装でいいよ
②クールビズの通年化(期間を限定せず)
という変更です。
②のクールビズは、
これまでは暑い期間のみの軽装でしたが、
昨今の酷暑を踏まえ、通年でOKに。
6月1日からスタートします。
↓服装イメージ(資料より)


アロハシャツやジーンズも、私個人はいいと思いますが、
- 区「基本は清潔感、節度が大前提」
- 都庁ではOKの短パン、ショートパンツはNG
といった説明でした。
ちなみに、議会出席についてはこれまでどおりの規定で、変わらず。議会のほうも、軽装に変えてもいいのではないかと、私は思いますが……。
中学校の制服も、時代に合わせて見直しを!
高口からは、以下の点を意見・要望しました。
↓
今回のように、ビジネスの服装、暑さもあって変わってきています。
一方で、学校の制服は
「社会に出たときに困らないように」
という考え方で、指導がされています。
社会のほうがオフィスカジュアルを容認する方向で変わっていって、
区役所もそういう時代に来ているのであれば、
練馬区の中学校の制服・標準服についても
あわせて見直しをしていってほしい。
練馬区政の全体的な方針として、意見・要望します。
区長挨拶
1年間の委員会の終わりということで、
委員長・副委員長、そして区長の挨拶もありました。
区長は
- これからが本番
- 区民の福祉の向上、練馬区の発展に力を入れていきたい
といった趣旨の挨拶をされました。
この日で、1年間の企画総務委員会は終了。
高口が次に所属する委員会は未定ですが、しっかりと練馬区政全体も見据えながら、頑張っていきたいと思います!