吉田健一新区長、 練馬区議会デビュー! &練馬区長選挙の結果報告 (2026/4/27企画総務委員会)

2026年4月27日、企画総務委員会のレポートです。

吉田健一新区長、練馬区議会デビュー!

4月27日の議会運営委員会、
その直後の企画総務委員会で
挨拶をされました。

  • 区民の声をかたちにするのが区長の仕事
  • 私自身が先頭になるが、議員の皆様のご協力が不可欠
  • こどもから高齢者までお一人おひとりの声を聴き
  • 練馬区の発展に尽くしていく
  • ご指導ご鞭撻をお願いします。

企画総務委員会は、
9つの委員会のうち、
唯一区長が出席する委員会です。

今回の案件は、ずばり…

練馬区長選挙の結果

投票率が上昇

  • 投票率:36.71%
  • 4.76ポイントの上昇(R4比較)
  • 30−40代→投票率の低いゾーンで、上昇率が高く出た

期日前投票

  • 32.34%
  • 3.46ポイント増加
※委員会資料より

他委員の質疑より

Q:投票率UPの要因、区選管としてはどう分析している?

区選管A:

  • 様々な要因がある
  • 個別な事情を明確に申し上げられない
  • 区長選のなかで立候補された方どなたが当選しても新しい区長になる変わり目→関心が高かった
  • 衆院選と近かったことも好影響を与えたのではないか

Q:投票所ごとの差

区選管A

  • こちらも分析が難しい
  • 区長選と衆院選では倍くらいある
  • 投票率の低い地域でも同様
  • 選挙への関心の高さがある
  • それ以外の細かい部分は分析が難しい
  • 今の所これ以上のことは申し上げられない

Q:光が丘体育館で視察していた?

区選管A

  • 他の区の選管からの視察を何件か受け入れた
  • ふだん、23区一斉に選挙が行われる
  • 単独区長選などの場合、お互いに選挙を見学することをやっている
  • 今回もいくつかの区が申し出
  • 選管職員立会、見学者は腕章
  • 開票に支障がないように腕章をつけた
  • 練馬区で特殊なやり方をやっているそれを目当てにして、ではない
  • (今後区長選のある)中野区選管もいらっしゃった
  • 選挙はどの区も同じやり方
  • 細部は各区独自のやり方
  • お互い見学することで勉強になる

Q:練馬区のやり方とは?

区選管A:

  • 完全に独自のやり方はやっていないが、
  • (細部で違う)一例
    • 立会人が選挙にいて点検していただく作業
    • 点検のやり方、小さい部分ですがやり方が違う
    • まとめた数でまわすやり方、一つひとつの束で点検いただくやり方がある

Q:開票のトラブルはなかった?

区選管A

  • 丁寧かつ速く、を努力
  • 選挙のやり方として票が1枚だけ
    →区議補選が入らなかったため
  • 比較的やりやすい選挙
  • 予定通り行うことができ、大きな問題はなかった

Q:選挙啓発

区選管A

  • 衆院選のような突発選挙とは違う、予定されていた選挙
  • 昨年秋から富士見中高とタイアップ→準備を行ってきた
  • 具体的には、生徒とお店などに置いてもらう紙ナプキンと紙ナプキンスタンド
  • 街頭宣伝のポケットティッシュの言葉を考えてもらう
  • 選挙期間中、江古田駅で2回駅頭
  • 東京新聞で記事に
  • 今後もできるだけタイアップを(していく)

高口の質疑

高口からはまず、

今回、練馬区長選挙がメディアでも様々取り上げられていて、
その中で、練馬区の選管は優秀という評価の声を聞きました。
ありがとうございました。

とお伝えした上で、質疑をしました。

高口Q:選挙啓発、なぜ江古田駅で?

区選管A

  • プランの全てを区選管がやるのではなく、
  • 生徒が自主的に話し合ってもらう、結果で決めて進める
  • 駅前が街頭活動しやすい場所(などの理由で)

高口Q:選挙の前後に伺った区民の声・意見

→参考にしていただきたい という思いもこめて、何点か伺いました。

①高齢化→投票所に行くことが難しい方への支援

高口
「投票所へのシャトルバスなどがあれば」という意見を頂きました。
シャトルバスは、できたら理想的ですが、現実的にはなかなか難しいと思うのですが、
超高齢化社会にあたっての投票所への移動支援については重要なテーマと思います。
選管の見解を伺います。

区選管A

  • 投票所への移動支援について
  • 選管独自でバスタクシーは困難な状況
  • 投票所へ行くことが困難な方達に対して郵便投票の仕組みがある
  • ただし、公選法で厳しく基準が定められている
  • 要介護5、障害はかなり重い方など
  • 区選管の連合会で、郵便投票できるよう法改正が課題と考えている
  • 毎年総務省に働きかけ、国の議会にも要請を行っている
  • 実現にむけ、対応していく

②投票率を上げるために、投票所でフェスをしてはどうか?

高口:…という意見も頂きました。

イベント、お祭り→多くの方が来る中で、ついでといってはいけないが、投票をする
制度上は問題ないですか?

区選管A

  • 当日投票所の近辺でイベント
  • 選管として、投票当日に並行してイベントは厳しい
  • 何か取り組みを行うにしても、公平性を担保→実現できるかどうか
  • 公選法との関係→直接的にすぐだめということはないが、
  • 何かを配ることになれば、対価で投票にいくと誘導すると見られかねないおそれもある

高口:もちろん生徒からの提案を大切にしつつですが、
中高生との街頭宣伝の際、フェスみたいなものができたらと思います。

③選挙割

高口:「選挙割一覧がほしい」という声を頂きました。
選挙割店舗との連携もできたらいいと思いますが、

以前の議会答弁で
「選管として主導的に推奨できない」
という見解が示されています(※参考)。

「どこのお店で選挙割をやっているか」の情報提供も、
「主導的な推奨」にあたるのでしょうか?

区選管A

  • 飲食店で「コーヒー1杯サービス」のようなものを、一般的に選挙割と読んでいる
  • 物品などにより投票所へ誘導する
    →選管が推奨できない
  • 区のHPで表示も、その懸念がある

※参考:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/nerima/SpMinuteView.html?council_id=5389&schedule_id=4&minute_id=43&is_search=true

投票済証をお店で提示することで、割引などのサービスを受けられる、いわゆる選挙割について、総務省は、物品等により有権者を投票所に誘導することは、公選法に抵触する懸念を払拭できないため、選挙管理委員会が主導的に推奨すべきものではないとの見解を示しており、区選管としても同様に考えております。

高口

今後も、投票率があがる提案など、
していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。


吉田区長の答弁

なお、一人の議員から、直接案件に関係のない、吉田区長に対する批判があがりました。

突然の発言にもかかわらず、吉田区長は真摯に受け止め、丁寧に返答されました。

これまで、どんなに「区長野党」が区長に発言を求めても一切答えてもらえず、

区長が委員会で発言すること自体が稀。

このように突然の質疑に対して区長が直接答弁することは、今までの練馬区議会では考えられませんでした(部下が代わりに答弁したり、「意見」ということで委員長が収めて終わらせる)。

この光景だけで、練馬区議会が変わったこと、真摯に答弁していく議会に変わっていくことが、実感できました。