【決算・高口質疑】『不登校ガイドブック』に民間の情報が載っていない!(2025/9/26教育費⑤)
練馬区の決算特別委員会、
2025/9/26の教育費。
高口質疑の報告、ラストは不登校。
区が今年発行した
『学校に行きづらい子どもの保護者のためのガイドブック』。
しかし、フリースクールや民間の居場所の情報がありません。
保護者が本当に求めているのは、行政に限らず、民間も含めた“幅広い選択肢”。
誰もが必要な情報にたどり着けるよう、
改善を求めました。
『不登校ガイドブック』に民間の情報を載せるべき!
高口
昨年度も不登校対策が重要課題の一つでしたが、今年度、『学校に行きづらい子どもの保護者のためのガイドブック』を発行しました。
しかし、「フリースクールや民間の居場所の情報がのっていない」という失望の声が届いています。
フリースクール連携会議について、区HPのリンク先はありますがその参加団体以外はわかりませんし、区の居場所事業「ぱれっと」も、ほんの1行で詳細は不明です。
保護者が実際に必要としているのは、行政だけでない、民間も含めた幅広い情報です。
Q1:フリースクールや居場所を、MAPにのせるなどできたのではないか?
Q2:また今後、連携会議の団体以外も、区HPに追加する等し、
区内の事業者、フリースクール、団体が一覧でわかるようにすべきですが、
2点伺います。
学校教育支援センター所長
今回のガイドブックの作成に当たりましては、全小・中学校にアンケートを重ね、学識者やフリースクール関係者など、様々なヒアリングを重ねて作成したものでございます。
不登校に悩んでいるすべての方々に配慮した内容になっているというように認識してございます。
冊子の中に、フリースクールや民間団体の情報を載せていないという点につきましては、フリースクールの情報は最近増えていることから今後更新しやすいように、区HPにリンクを貼る形としております。今回一覧を掲載しているものでございます。
その他の居場所につきましては、情報の一片整理が必要なため、今後更新しやすいようにこうした冊子の形にしているものでございます。
今年度すでに地域の団体と連携は新たに始めておりますので、そうしたところからも引き続き情報収集を進め、今後適宜HPも含め情報更新も予定しております。
教育費の質疑時間(14分)は、ここで終わりでした。
少なくとも、学校長が出席扱いにしているフリースクールや居場所、区の協働事業「ねりま協働ラボ」で連携している「こまねり」の団体などは、載せていくべきと思います。
今後の更新に期待し、注視したいと思います。職員の皆様、引き続きよろしくお願いします。
保護者が本当に必要としている情報を、区として発信できるようにすべきです。