区有地の売却2件…ベルデ下田は売れず、再入札へ【2025/7/29企画総務委員会】
*2025年7月29日、企画総務委員会のレポートです。
区有地の売却2件
① 大泉学園町3丁目用地と、
② 閉鎖となったベルデ下田
について、報告がありました。


①大泉学園町3丁目
元は土木の資材置き場だった土地。
こちらは売却となりました。
★落札価格、落札率
5871万円
最低価格→4630万円
すでに区有地を売却した
5物件の落札率が「110−130%」
→今回は127%。
「比較的高い額で落札」できた、と練馬区。
また、「1平米24万2000円」で、
鑑定額を少し上回る結果となりました。
★今後
落札事業者は、株式会社ランドテクノ
今後は、戸建てを2戸建てる予定とのこと。
★防災備蓄倉庫を増やすべき!
以前、防災用の備蓄を増やしてほしいと要望した際
「場所がない、土地がない」
という回答が、区からありました。
今回のような土地を、売却せずに、
防災備蓄倉庫に転換することも、重要と考えます。
区内にいくつか分散しておくことも有効です。
その点、検討しなかったのか?を問うと…
練馬区A
- 売却前に、各課に、土地利用の意向調査をしたが
- 活用したいという回答がなかった
今回はすでに売却が済んでしまいましたが、
今後はぜひ、防災備蓄倉庫としての活用をと、求めました。
②ベルデ下田
■再入札へ
すでに閉鎖になっているベルデ下田。
売却は困難ではないか?
という予想は事前にされていたのですが、
やはり入札不調、
買い手がいない、という結果でした。
今後は、地元の不動産業者に相談
→再度入札を検討しています。
再入札の場合、
「最低売却価格の見直しでできるかを踏まえて検討」
…つまり、金額をより下げての入札ができるか、となります。
★再生可能エネルギー設置の検討を
高口からは、
「世田谷区では、再生可能エネルギー設置に活用されている」
「再入札も不可だった場合、検討を」
と求めました。
練馬区A
- 世田谷→区有地をつかってパネルを設置
- 世田谷の場合は敷地が8700平米、パネルの面積が2700平米
- ベルデ下田はそこまで広くない
- 世田谷のようなかたちがとれるかは課題
- 近隣トラブルや維持管理もある
- こういった観点から、区としては考えていない
- 売却の考えで検討
買い手がつかなかった場合
私も、地元の方に土地を買って活用いただくのが一番だと思っていますが、
買い手がいなかった場合の有効な活用策を考えておく必要があると思います。
今後の区有地のあり方について、ソーシャルキャピタルの視点からも、考え、提案していきたいと思います。