【練馬区議会】一般質問より、重要情報!【2025/6/11-16】

2025年6月11、12、16日の一般質問より
注目の情報をお伝えします。

3日目(6月16日)

◼️部活動の地域移行

・一部の学校で、専門性の高い(費用も通常の部活より高い)部活を行なっている学校がある
・練馬区が進めているものとは異なる
・教育長「活動機会の平等性には十分配慮するよう伝えている」

◼️教室が暑すぎる…対策は?

体育館で授業した学校も…
 →昨年度、ある学校で、空調故障
→体育館、他の教室で授業をした
・区:エアコンを増設、
最上階→2台にする

・断熱→長寿命化、改築時のみ

エアコンを増やすより、まず断熱!
教室断熱をしっかりすれば、
エアコンをフル稼働させなくても済み、
光熱費もSDGsの観点でもそちらがよいはずですが…

◼️カスタマーハラスメント

・民間で10%台に対し、自治体は「35%」と、カスハラが多い
・練馬区:職員の50%、過去5年に経験ありと回答
・相談体制の整備など具体的な対策を検討中
・今年度中、区のガイドラインやマニュアルを策定

◼️不登校による離職

・区「保護者向け講演会、相談の場、保護者交流会、個別面談会」など
→「学習支援や居場所があると伝えている」
・(仕事ができなくなることによる)生活の課題については
「生活サポートセンターなど福祉部門との連携に取り組んでいる」

*高口注:今ある支援では就労を続けられないから困っていると思うのですが…
今ある支援をつたえている、というだけでは、
課題は解決しないのでは…

◼️ハリーポッタースタジオツアー東京

・ワーナーから来場者の具体的人数の報告はないが
関連機関連絡会にて、
ワーナー「目標達成、3割インバウンド」
・区内周遊ツアー4500人
→インバウンド向け試行実施時:7名
昨年度参加なし

◼️食糧備蓄

・国の動向を注視
・「区独自に米の備蓄を行う考えはない」
・避難拠点1つあたり700人×1日分

◼️給食のお米

・年度当初に契約、1年分を確保
・学校では最大5日分を保管

◼️デジタル地域通貨

・多額の費用
・区の導入は「考えていない」

2日目(6月12日)

◼️練馬区立美術館再整備

区長の答弁
・「公務員であることの誇り」
*云々…美術館とは関係ない答弁が続いた後
「区民生活をより豊かにする、その先頭に立つのが美術館」
「そのために必要な経費はしっかり確保」
「中途半端は一番よくない」

*「中途半端」でない、
ハンパない金額を出すということでしょうか…
おそろしい…

Q「上限は示さないが青天井ではない」と区が答弁しているが、
「青天井」とは上限がないことを意味している言葉。
「青天井」いう言葉の意味を区独自に解釈しているのか?
「青天井」とは何か具体的に…
という質問に対しても

・部長「青天井とは言えない」

→まったく答えになっていません…

◼️子どもの権利条例をつくらない理由

・「区条例を制定する考えはありません」

◼️学校統廃合

A:小規模校のメリットは認識

Q:光八小の特別支援学級
A:田柄小の改築にあわせて、教員の配置などを検討

Q:通学距離が長くなる、通学時の負担軽減
A「他校と同様」
*同様の方策しか示せないということ…

Q:豊渓中の自転車通学
A:ヘルメットの着用ルール、光一中に駐輪場をつくる
*練馬区でここでのみ、自転車通学を認めることになります。
「ヘルメット」で事故が防げればよいですが……

◼️学校給食

・物価高騰
→区「影響は出ていない」
・物価高騰→想像を超えた上昇があれば、「必要な対策を講じる」

*一方、別議員の答弁では…
・(メニューに悩んでいる学校も)「数校あり」、
区担当課が「アドバイスを行なっている」

・2時間以内の提供
→真空冷却器の導入を進めてきた
空きスペースや現場職員の希望をきき
希望した39校すべてに導入済み
それ以外は業務用冷蔵庫

・栄養士のサポート
→合同研修を実施、サポート献立…等

◼️不登校と給食

・都の給食費補助に、不登校は含まれていない
→「区が独自に行う考えはない」

◼️生理用品の区立施設への設置

・「いつ必要になるか不安が大きい」などの声
→今年度から設置
・学童→学校トイレの共有により対応
・区立施設→各館の利用者の状況を踏まえ検討

◼️性暴力対策

・SNSの性トラブル増えている
・生徒に二度と行わないよう指導を行なった
・(区独自の取り組み)新たに、大学教授監修の動画資料の活用

◼️災害時のキッチンカー

・「避難拠点における食事の質の確保に取り組む」
・外国語版防災ガイドブックを配布

◼️職員の採用や女性の管理職

・「アンコンシャスバイアスの取り組みが重要」

*区のトップ、管理職が受けることが重要だと思うのですよね…

◼️泉38バス路線廃止

・東京都等との連携が必要
・運転手不足が原因
・区:みどりバスでは対応できない
・今後の公共交通については、専門家等との協議会で話し合っている

◼️公契約条例

・「制定する考えはない」

◼️消費税

A:消費税→国で議論
「国に消費税減税を求める考えはない」

1日目(6月11日)

◼️大江戸線延伸基金

すでに200億円の基金を積み増すと
言い始めた練馬区ですが、
与党区議から、さらに
「300億円」の積み増しの提案が!

練馬区のお金をなるべく出さずに
実現したなら“お手柄”ですが
東京都にいいようにお金を出させられたら
“実績”とは言い難いと、私は思うのですが…

◼️公契約条例

*これまでに私たちの会派も求めてきましたが、
今回は区長与党側の会派が質疑したことが、注目のポイント!

・一義的に事業者の責任
・公契約条例には強制力はない、実効性の確保に課題
・担い手3法の改正、国の議論が行われている→区は動向を注視

*答弁は、これまでと変わらない印象

◼️公園

・公園のリニューアル、9月からオープンハウスを実施
・その結果を踏まえ、「ミスト、水遊びの施設を検討」

◼️熱中症対策

・エアコンがあっても亡くなった方が10人
・今年度もクーリングスポットを設置
・コンビニも→昨年救護の実績はなし
・暑さに負けない体づくりも呼びかけている

◼️西武池袋線ホームドア整備

・R8:中村橋駅、富士見台駅、新桜台駅
・R9:大泉学園駅

◼️泉38バス路線廃止

・大江戸線延伸が必要
・延伸までの期間どうするか
→年内に地域の方々と話し合いの場をもうける

◼️オンデマンド交通の実証実験

・採算面で大きな課題

◼️補助172号線

・用地取得率44%
→今年度、取得済みの区間で工事を予定

◼️練馬城址公園 外周道路

・公園整備と一体で整備を「強く申し入れる」
・都「検討」と回答
・都:今年度、基本設計に着手

◼️西武新宿線 高架化

・昨年末、用地補償説明会
・450名参加
・順次物件調査進めている

◼️マンション防災

・『マンション防災ガイドブック』を7月に全戸配布
・現在、案内チラシを個別送付中
・11件のご相談があった

◼️分譲マンション

・実態調査
→適切な維持管理の計画を策定

◼️がん対策

・『がんサポートブック』を作成
→保健相談所や病院、薬局等で配布
・9月『がん制圧月間パネル展』実施
→順天堂練馬病院の医師の講演会を開催
・7月「がん患者等支援連絡会」、今後のさらなる連携について意見交換する

◼️学校の朝の見守り

・現在、調査中

◼️演劇教育

・各教科のグループ発表、学芸会などで取り組んでいる

*高口も2年前の一般質問から導入を求めています!
リンク先

◼️立川市の学校への侵入・暴力事件について

・事件の翌日
各学校に門扉の施錠、来場者への声がけ徹底、
不審者が侵入した時の安全指導、マニュアルの見直しを
各学校に「通知」
・年1回不審者対応訓練
・昨年度から警察と連携、110番通報→警察が駆けつけるまでの時間を検証する実践的な訓練も
・地域との良好な関係を築くことも欠かせない

◼️コロナ後の教育活動

・おおむねコロナ前と同じ活動に

◼️不登校

・4年で1.8倍
・現在も増加傾向
・国が言う要因
コロナ禍の登校意欲低下が続いている
登校のみを目的としないことの浸透
・(情報等をまとめた)パンフレットの作成を進めている

◼️長期欠席

・研修→対応力の向上をはかっている、等

◼️財政

・起債:借入金利が上昇傾向(数年前、0.数%から1%台へ)
・「医療環境整備基金」を検討