2025年度防災訓練一覧、練馬区業務継続計画(地震編)修正、練馬区災害廃棄物処理計画(案)【2025年3月11日総合・災害対策等特別委員会】
2025年3月11日、総合・災害対策等特別委員会のレポートです。
2025年度防災訓練一覧
防災フェスタは8月31日、震災総合訓練は9月13日…
以前の委員会で求めましたが、あまりに暑すぎる夏、
防災訓練も、涼しくなる時期にずらしたほうが賢明だと思います。
熱中症が心配です。
対策は不可欠です…
練馬区業務継続計画(地震編)の修正
通称「BCP」。
練馬区地域防災計画の修正と、
能登半島地震などを踏まえた修正です。
主な修正内容は…
①非常時優先業務への応援職員の受入れ
②受援を想定した訓練の充実
③ローテーション勤務の考え方を記載
シフト例
コロナ禍の酸素ステーション運営で、24時間のローテーションを組んだ経験を参考にしたとのこと。
一般質問で、災害時の職員のケア、ケアする人のケアについて質疑しました。
今回も、本人やご家族の状況で参集したくてもできない場合、「家族も助けなければいけない、助けたいけれど、区にも行かなければ…」という場合、どうするのかと質疑。
区「本人の体調や状況に応じて、柔軟に対応」
とのことでした。
能登半島地震では、最初の2〜3日は、4〜5割の職員が参集。
今回の区の計画では、5−6割が参集する前提ですが、想定どおりにいかないことも十分想定しておくべきと考えます。
また、ちょうど東日本大震災の時期で、「救援者のケア」について新聞報道がありました。「もえつき症候群」「助けられなかった」後悔による心の傷など…
区職員へのケアを求めます。
区からは、人材育成部門と連携し、メンタルケアを行うとの答弁。
その点もしっかりと、計画に位置付けていただきたいと思います。
練馬区災害廃棄物処理計画(案)
*素案の解説ブログはこちら(リンク)
https://koguchiyoko.net/nerima/20241206iinkai_sogo/
計画は15件(7名、1団体)、
うち子どもからの意見は5件(5名)。
かなり少ないのが気になりますが…
子ども版資料も用意しましたが、
特に子どもからは
「災害がこわい」
「ごみの分別は大切」
「税をなくしてほしい」
という、意見のみ。
災害ごみの処理をどうするか、ということを子どもにうまく伝えられていなかったのでは、と感じます。
他計画でも同様ですが、こどもの意見表明権確保のためにも、大人の目線ではなく、子どもにどうやったら伝わり、理解できるものになるか、子どもの部署とも連携しながら、工夫していく必要があると思います。
修正も2点のみ、大きな変更はありませんでした。