防災力の向上へ…『練馬区国土強靭化地域計画』の修正【2025/1/29総合・災害対策等特別委員会】
2025年1月29日、総合・災害対策等特別委員会のレポートです。
『練馬区国土強靭化地域計画』の修正
国の『国土強靭化基本計画』を踏まえ、練馬区が2022年3月に策定した計画。
国の修正や、練馬区の『第3次みどりの風吹くまちビジョン』を踏まえて、今回修正が行われました。
参考:練馬区HPhttps://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/keikaku/kokudokyoujinka.html
主な修正内容
①推進目標の修正
「直接死を最大限防ぐ」
「(災害)関連死を最大限防ぐ」
といった、強い言葉が入りました。
②リスクシナリオの追加
追加1:復旧復興計画の策定
とてもシンプルな記載なので…具体的にどうするのか、質疑しました。
- 大規模災害が発生した際、プロジェクトチームや横断的な部署、発災後の組織をつくる。
- そのための体制を、準備しておく
- 平時にスキームをつくっておく
とのことでした。
練馬区は住民がたくさんいるので、合意形成がとても大変だろうと予測されます。
そのあたりも踏まえた取り組み、準備を求めました。
追加2:復旧復興にかかる用地の確保
オープンハウスの確保や、応接仮設住宅の供給…
能登半島地震でも、仮設住宅の遅れが報じられました。
事前の準備が非常に重要です。
こちらも、平時からしっかり準備頂きたいとの趣旨で発言しました。
③新たに追加した主な事業
阪神淡路大震災から30年。
能登半島地震もいまだ半ばの状況です。
被害にあわれた方々に改めてお見舞い申し上げます。
災害大国・日本で、準備しすぎてもしすぎることはない…
防災に力をいれるよう、今後も働きかけていきたいと思います。