練馬区議会(2024年第4回定例会)最終日…議案、陳情の賛否など。結果は?
2024年12月13日、「練馬区議会2024年第4回定例会」……今年最後の定例会の最終日、レポートです。
討論が行われた議案や陳情で、起立採決により、賛否が示されました。
結果としては、練馬区議会は区長与党がほとんどなので、すべての議案は「可決」しています。
*議案・陳情の賛否について、補足
議案や陳情は、各委員会で賛否が分かれても、討論がなければ、本会議での起立採決はありません。
討論がない議案や陳情は、委員会内で賛否を決めて、終了します。
ですので、その委員会に所属していない会派の賛否はわからずに終わります(表明する場がないので)。
本会議で起立採決がなくても、賛否が分かれた議案・陳情もありますし、
全会一致で決まる議案・陳情も多くあります。
【参考】議案の賛否の結果(練馬区議会HP)
https://www.city.nerima.tokyo.jp/gikai/kaigi/r6/dai4teirei/064giketugian.html
以下は、賛否が分かれ+本会議で討論があり、すべての会派が起立採決により、賛否を表明した議案・陳情について、お伝えします。
賛否が分かれた陳情
※どの陳情も、練馬区議会から国への意見書の提出を求める主旨です。
■討論での注目は…
高口も、再審法改正を求める陳情に「賛成」の討論を行いました。
https://koguchiyoko.net/nerima/20241213chinjo_toron_saishinho/
今回の討論で、高口が注目したのは…
共同親権の見直しを求める陳情(※)に対し、立憲民主が、陳情を「不採択」とした上、さらに、”わざわざ”陳情への反対討論を行ったことは、大変驚きました。
(不採択とした陳情に、討論までして反対理由を述べるというのは、与党でもほぼやりません。それをやるというのは、よほど言いたいことがある……という意味を持ちます。今回、反対討論を行ったのは、立憲民主のみでした)。
※陳情第64号 家族法制見直しに際し、子どもの安全を重視した慎重な議論を求める意見書提出を求めることについて
賛否が分かれた議案
【参考】議案解説(高口ブログ):https://koguchiyoko.net/nerima/20241129-1213gian/
提出された陳情
- 練馬区子どもの権利条例制定を求める陳情
- 大泉第二中学校の「取組方針」(素案)の撤回を求めることについて
などが提出されています。
質疑は次の定例会までの間に行われる予定です。
賛同される方は、署名などご協力くださるとよいなと思います!
よろしくお願いいたします。
次の練馬区議会は、来年2025年第1回定例会。2月6日-3月14日です。
(その間も委員会が各2回ずつくらいあります)
次回は高口は一般質問の予定です。
1年に1回、精一杯の思いをこめて、冬の間は勉強し、質問を練っていきます!
来年も頑張ります!