練馬区議会、決算特別委員会の質疑より、重要情報!
練馬区議会、決算特別委員会の質疑より、重要情報をレポートしていきます!
10月3-4日 全款
※すべての費目(款、かん)から補充の質疑ができる日です
■マイナ保険証
- 病院→1ヶ月分まとめて請求
- 毎月11日朝までに登録
- 病院が(マイナ保険証のデータを)確認できるまでに約1ヶ月半かかる
- 閲覧できるデータ3年分→5年に延ばす変更
※医療データを見られるメリットをあげてきましたが、「1ヶ月半」もかかるなら、メリットが本当にないですね…
■練馬区立美術館問題
- コスト・スケジュールの観点から費用対効果をあげる「設計VE」の資料を情報公開請求をかけたら「不存在」との結果
→設計VEは行っていないのか?との質疑- 区「設計VEは実施していない」
- 委託仕様書と特記事項に、「設計VEを実施する場合、協力」とある
- 「必要に応じて実施」「契約不履行ではない」
- 工事費の打ち合わせの記録もない、という質疑に対し…
- 区「幅広く協議」
- 「コスト抑制に特化した記録はない」
- さらに、「記録を明らかにすべき」だと問われると…
- 区→VEと区民への説明は関係ない
- 「VEは今後必要に応じて実施」
- 「透明性は義務」と問われ…
- 区→やりとりの中で、「実質的なVECDは行っている」
※記録も議事録もないけれど、コストダウンについては協議しているという区の主張。記録も議事録もなければ、適切に行われているか、区民は知りようがありません!!!区民がわかるように、しっかり記録を残し、公開すべきです。
- 「100億でも200億でもやめないのか?」という明確な質問に対しては…
- 区「文化芸術~文化施策の推進は必要」
- 工事費の「変動、予測は困難」
※「200億になったらやめる」と答えず、ズレた答弁でごまかす練馬区。
200億円かけるつもりですか!!!?
■学校トイレに生理用品設置
- 設置場所、補充→校内での役割分担→全校に聞き取り、とりまとめた
- 今後、共通のところ、各学校のところ→区「スキームを提示」
- 区「安心安全な学校生活に寄与」
■子ども食堂支援
- 大田区の補助金が140万円だと問われて…
- 区「2023-2024年度、物価上昇対策」を実施
- 「今後の支援のあり方検討」
※その「物価上昇対策」は、1食100円。
決算では「13団体で194万円」なので、1団体15万円。利用していない団体も多い結果…
■防災ずきんとヘルメット
- 防災ずきん:昭和48年~小1の入学祝い品で配布
- 10区→中学で配布
- 23区で17区
- そのうち教育委員会の一括配布は2区
- ヘルメット:4区で一括配布
- 2区→折りたたみ式、2区→丸型
- デメリット
- ヘルメット:耐火性、折りたたみが複雑で扱いづらい…等
- 防災ずきん:落下物に弱い、聞こえにくい…等
- 区「学校で意見分かれている」「学校と意見交換し、検討」
■保育の需給計画
- 4エリア(練馬、光が丘、大泉、石神井)で算出
- 人口推計、ニーズ調査の実績
→それを「上回る供給量」にする - 区「マンション建設情報の把握に努める」
※4エリアの需給量なので、かなり広いエリアですね…
■無電柱化
- 費用:一般的に、1kmで約5.3億円
- 時間:400mに7年かかる
- 豊中通り→モデル事業進めている
■喫煙所
- コンテナ式
- 区→課題は設置場所
- 20㎡くらい必要
※喫煙所の質疑をした議員は、その直後に、肺がん検診の質疑をしていました。それなら、まず、たばこをやめるのがいいのでは?と言いたくなる流れでした…
■こどもの森のツリーハウス
- こどもの意見「自分たちでつくってみたい」「秘密基地」「かっこいいものに」
- キャプション→完成した小屋ではなく、「余白を遺したつくり」「ベースのみ」に
- 「そのあとは子どもたちの出番」
- つくっては壊してを繰り返しながら…
- 「子どもたちの冒険心と想像力を掻き立てるものに」
※こういうツリーハウスなら大賛成です!↑
夏に開催したツリーハウス体験会もとてもよかったので、楽しみですね!
■システム標準化でトラブル
- 富士通が9月、システム移行期間の1年延期を通知してきた
- 契約締結の直前
- 富士通→全国で171の自治体
- 区「にわかに信じがたい」
- 理由は技術者不足
- 大規模な法改正が重なり、期限内の移行が不可能に
- 2025年度移行を目標にしてきたが……
- 延期が1年の場合「影響を精査し、区の方針を決定」
- 「他業務にも影響」トータルで18業務
- 移行経費も増額
- 国からの補助金は2025年度分まで
- 2026年度分も国に要望する
■公営住宅の倍率!
- 単身者用→57.2倍!
- 年1回抽選
■障害者支援、放課後デイ等の移動支援
- 地域生活支援事業:2023年度利用11391人、年々増加
- 練馬区の移動支援事業→A型等は使えない理由
- 区→国の考え方に準じている、通年等は対象外、A型は自主通所が前提
- 移動支援:月50時間では不足だが、限定している理由
- 区→財政負担が増えるため、対象者の時間に基準を設けている
- 「他区と比較しても短くない」
- 放課後デイへの移動支援
- 区「本李事業者が行うべき」なので対象外にしている
- 区内事業者の3/4が送迎している
- ただし「困っている保護者が一定いることは認識」
- 「事業者に送迎の需要を伝える」「新規開設の相談の際にも伝える」
※移動支援の事業者の報酬額が低いことが課題なので、事業者に伝えても、問題は解決しません…!
■清掃車
- 清掃車+作業員2人セット=「組」とよぶ
- 練馬区→26組
- 環境まちづくり公社→38組
- 2015年~委託の組数が拡大
- 区「人材確保が課題」「処遇改善努めている」「委託単価を見直し」
■再犯防止の取組
- 来年度策定予定の時期地域福祉計画の中で、再犯防止計画も位置付ける
- 2025-2028年度が計画期間
- 「課題に応じた息の長い支援が必要」「保護司、更生保護ボランティアなど連携必要」
- 住まい確保「生活サポートセンターで保護司と住まいの就労を支援」「支援の充実に努める」
10月2日 こども家庭費
■児童虐待
- 1716件
- 心理的虐待:1001件、58.3%
- 身体的虐待:406件、23.7%
- ネグレクト:299件、17.4%
- 性的虐待:(件数答弁せずだが、計算すると)10件、5%
- 虐待通告
- 2020年度:978件
- 2021年度:1263件
- 2022年度:1463件
- 2023年度:1716件←+253件、1.2倍
- 児相→子家センへの送致
- 2019年度から年々増加
- 2023年度577件
- 人員体制→77人、虐待対応65人
- 区「困難事例が増加」「人材育成を強化」
※困難事例が増加しているなら、区児相設置を検討すべきでは…
- 2020年度~保健相談所と情報連携
- 今年度、母子保健+子ども家庭支援センター→両方の機能を持つことに
- 保健師が子家センと兼務→「児童相談連携係」→母子保健部門強化
■一時保護(2022年度)
- 一時保護入所2447人
- 虐待1464人、59.8%
- 非行588人、22.8%
- 一時保護解除2408人
- 家庭復帰1529人、63.5%
- 施設入所301人、12.5%
■児童相談所
- 区児相設置:9区、2026年度までに12区
- 練馬区と同じ都区対応拠点:4区+目黒区が方針転換
■保育園、保育所
- 今後の整備「第3期子ども・子育て支援計画で示す」
- 私立認可園の施設の老朽化
- 10年以上~63施設
- 昭和の時代から~13施設
- 最も古い:昭和23年開設→来年75年
- 賃貸が8割
- 東京都→第1子保育料の無償化
- 区→現段階で都から事務手続き含め説明なし、詳細明らかでない
- きょうだい加点:同一園に決定→83%
- 保育士不足→人材派遣会社にいくら払っているか実態調査を求められ…
- 区「しない」
■0歳児「停止」
- 区「区立園が率先して工夫」
- 休止する①光が丘第二、②光が丘第十一、③富士見台こぶし→空き枠は…
- 昨年度:①0、②2、③0
※めちゃめちゃ埋まってた!
- 昨年度:①0、②2、③0
■学童
- 待機児:299→164人に、135人減少
- 夏休みのお弁当
- 注文、配送、決済を一括する民間サービスの活用を検討
- アレルギー対応等→委託業務に含めていない
- 区「現場の過重な負担」「保護者に最適な方法を選んでほしい」
- 「練馬区は施設数が多い、配送エリア多岐にわたる」
- 「一人でも配送する能力が必要」
- 「事業者にヒアリング」
- 小1の壁→夏休み、8時前の開所について
- 区→日により、8時前に子どもが待つという報告あり
- 8時前のオープン「一定のニーズがある」
- 「こども家庭庁が全国調査を実施」
- 「本日時点で区に到達なし」→近々届いたら対応する
- 「調査結果踏まえ、国・都の動向を注視」
- 委託料
- 区「必要な見直しは行う」
- 「2018年度、2022年度見直し」「本年も検討」
- 5500円の利用料の値上げの要望が、与党会派からあり…
- 区→23区平均が5200円、「平均より高い、平均水準と捉えている」
- 「ただちに改定が必要とは考えていない」→※この答弁に、ほっとしました…
- 他区で、スキマバイトアプリで募集し、スタッフを採用した報道について質疑され…
- 区→練馬区では履歴書、面接を行っている。報道のような事例はなし
■一時預かり
- オンライン予約が9割、ほとんど
- キャッシュレス決済56%
- 利用率91%
- キャンセル4%
- あき5%
- 15人枠→予約12人、当日枠3人(貫井のみ、事前予約のみで6枠)
■子育てひろば
- 西大泉ぴよぴよ:今年度開設→準備中
- にこにこ
- 児童館等の併設→20か所で年間の利用8割を占める
- 単独学童→人数少ない
- グループ利用もできる:年間14施設、のべ40団体
■子育てスタート応援券
- 利用率推移(利用枚数/1枚でも使われた率)
- 2021年度:49728枚/38.7%
- 2022年度:46624枚/38.7%
- 2023年度:46932枚/42.2%
- 枚数は減っているが、利用率はあがっている
- 一方「利用するつもりない:9.8%」
- 利用が多い順
- 一時預かり
- ファミサポ
- 助産師
- 育児講座
- 参加医療機関(3.5倍)
- 育児ヘルパー
- 民設子育てひろば(施設拡大により404件増)
- 参加医療機関での利用
- 久保田産婦人科743、練馬光が丘病院325=1068件で全体の82.5%
- 電子化については…
- デメリット:事業者の準備、本人しか使えない等
- 区「事業者、利用者双方に使いやすいものになるよう引き続き検討」
■子育て応援アプリ
- 5000DL目標
- 現在2790DL
- ねりますくすくアプリとの連携→区「個人情報に課題がある」
■中高生の居場所事業(児童館の中高生タイム)
- 2023年度:年間のべ49499人
- 前年度比9千人増
- 理由:周知方法の改善、光が丘なかよし児童館で職員対応に変え64回実施
- 通称・相性→区「来館者の意見を聞き検討」
■上石神井団地
- 2025年3月末工事完了予定だったが…
- 昨年10月、2025年9月末に工事が遅れる旨連絡あり
- 以降報告なし
- 分担金:都区で2022年12月の委託契約に基づき4年の建設費用を分担
- 施設→都から区へ譲渡される
■秩父青少年キャンプ場
- 民間施設が増え+老朽化→廃止が決定
- 青少年委員会のジュニアリーダー養成講習会で使ってきた
- 区「代替地の確保努める」
- 跡地について→区「処分先決まるまで管理」
※ちなみに、質疑した議員いわく、近くに廃村があり、廃墟マニアが来たり、心霊スポットにもなっているそう…
10月1日 教育費
■部活動
- 部活動指導員
- 来年度地域スポーツ団体とモデル事業を実施
- 未配置校→区「効果的なマッチングを行う」
- 昨年度アンケート
- 今年度「中学校部活動に係る検討委員会」設置
- 部活動の顧問は、給特法に規定される時間外業務「超勤4項目」に含まれない→本人の意思に反して残業させること自体が違法、との質疑に対して…
- 区「一定の協力を願う」「強制はない」
※あくまで「協力のお願い」であって「強制ではない」というスタンス…
- 区「一定の協力を願う」「強制はない」
- 部活動指導員の待遇改善を求められると…
- 区「他区との均衡をはかりつつ」
■不登校
- 2024年度:計1386名
- 小学校:562名
- 中学校:824名
- ガイドの作成検討
- 校内別室登校
- 20校で支援員を配置
- 支援員未配置校含め全校で実施
- 実態効果検証→結果を踏まえて検討
- フリースクール:71名(2022年度)
- 都補助→学校から都に申請→区では把握せず
- 成績
- 欠席中の学習成果を評価→要件を満たさなくてはいけない、という国通知
- 学校、家庭で連携→校長会を通じて(伝達)
- メタバース
- 区「メタバース空間内で、相談・居場所・学習支援」
- 今年度2学期以降に試行実施
- 10月説明会→11月実施
- 石神井台適応指導教室
- 区:上石神井より多くの利用あり←具体的な数字は言わず
■エアコン
- 体育館
- 今年度:小学校14、中学校3=計17
- 既存校→今年度完了
- 2025年度:6校改築←改築校は改築時に設置
- 普通教室の更新
- 体育館設置後、2026年度から順次更新
- 窓断熱
- 改築時に複層ガラスに
■プール
- 区立施設7、民間プール17
- 区「授業で活用可能か検討」
- 「来年度改築校で検討」
■宿泊行事(修学旅行、移動教室)の無償化
- 葛飾区が実施を発表→練馬区はと聞かれ…
- 区「保護者の一定の負担はやむを得ない」
- 一律の実施「慎重な検討が必要」
- 修学旅行行き先:京都奈良以外
- 1校北海道、1校九州
■学用品の無償化
- 品川区で発表
- 区「保護者の一定の負担必要」
- 支援は「十分」やっている認識
■園バス(置き去り事件を受けて)
- ラッピング等で車内が見えにくいバス→区内にはなし
- 安全確認調査を行う
■図書館
- 利用者616万人
- カード登録率27%←4%減
- 来場者数は1.5倍
- 貸出数640万点
■外国籍の子ども
- 小学校590名←2020年度から143名増加
- 中学校195名←〃 58名増加
- 日本語等講師受けている児童数
- 小学校124名/+41名(2020年度比)
- 中学校29名/+15名(〃)
- 日本語等講師:1回2時間、時給2千円、40回80時間まで
- 他区では日本語学級を設置→区「考えていない」
■ESAT-J 英語スピーキングテスト
- 区「大きな問題」は聞いていない
- テストでも「トラブルがないと聞いている」
- 都からの通知が18回もあったことについて
- 区「必要な時期に必要な」通知が出る
- 「適切に」やっていると「認識」
※残念な姿勢ですね…
■教員の多忙化解消
- 区独自の教員の採用→区「考えない」
- 事務職員→5校5名の加配のみ
■色覚検査
- 文科省H15改正「色覚異常」の必須項目からはずした→廃止
- 10年たち、希望者に推奨
- 小4で必要性を説明→任意の検査
9月30日 都市整備費
■雨庭
※高口も要望したのですが、複数会派から意見質疑が出て、急に大人気の施策になりました…!
- 区「検討する」
- 「都の補助事業→助成内容の見直しを検討」
■水害、治水対策
- 局地的集中豪雨
- 7/31 81mm
- 8/7 50mm程度
- 区「都と連携して現地調査」「調査踏まえて対策」をとる
- 対策の基準「75→85mm」に引上げ
- 72万リューベ目標
- 現在61万、民間が36万?
- 雨水浸透施設助成
- 多い時で100件以上
- 2020年度以降減少
- 2022年度1ケタ
- 2023年度12件
- 減少の理由:コロナで対面できず+施工業者の廃業
- 雨水タンク:1/2助成←雨水浸透施設がないと受けられない
■石神井公園駅前再開発
- 税金で支出している交付金→多額
- 2020年度:2億2千万
- 2024年度:2億円
- 2023年度:22億9500万円
※特定の地権者を取り上げ、批判する質疑が与党からあり…特定の区民を批判するなんて、ひどいなと感じました…
※行政訴訟を起こすことへの批判もありました。訴訟を起こす権利は保障されているわけですが……
■桜台東部地区の防災まちづくり(木密事業)
- 区→既存道路の拡幅が基本
- 6メートル道路での無電柱化→「機器設置、埋設空間の確保、長期の工事→住民の理解・協力が必要」
- 「場所の実情に応じてきめ細かく誠実に対応」
※反対の強い防災道路、反対の声を「誠実」に受け止めて頂きたいと思います!
- 防災道路2、3号線の着手予定
- 防災道路1号線→現況測量中、2025年度~用地測量→順次用地取得
- 2、3号線は「1号線の進捗を踏まえ、着手時期を検討」
※桜台東部地区からさらに範囲を練馬まで広げ、大門通りまで整備を求めよという質疑があり…
- 区「放射35号線とあわせて検討」
■大二中を分断する道路計画
- 有識者委員会(※3月以降非公開)の開催理由→区「検討をさらに進めるため」
- 今後→「本年度内の取組方針の策定をめざす」
※大泉第二中学校を分断する酷い計画を、進めようとしており、要注意です…!
中学校を道路で分断して、教育環境の維持向上なんて、できるわけがありません!!!
■道路整備
- 東京都の「第四次優先整備路線」→2025年度末までの方針
- 区→新しい方針を「都と区市町が連携して」つくる、整備率の目標は未定
- 2023年度末:6.2キロが事業認可→約20年後までかかる予定
- 未着手:12キロ
- うち、3次から4次へ引継ぎされた未着手の道路:6キロ
※それはもう、必要ないのではないでしょうか…
■公園
- ボール遊びできる公園8つ→HPで紹介
- 他に、石神井町みんなの広場公園
- 苦情件数:年間3000件で推移
- 特に増減は見られない
- 樹木の剪定、植物について:4割、9-10月に多い
- 利用について(夜間騒音、犬、ボール等):2割、年間通じて
- 他→清掃、修理
- 自主管理公園:2024年4月で31園
■練馬城址公園
- 区→南側エリア:開園合わせて道路を拡幅(都に要請)
- 「公園と一体となった整備」
- 今年度測量調査を実施
- 基本設計着手→2025年度以降
- 古城の塔(残さない件について)「都→関係団体に順次説明」
■自転車ヘルメット助成
- 昨年度3388個、1ヶ月あたり370個
- 今年→8月末時点で3000個、1ヶ月あたり600個
■モペット
- 区「警察と連携」し「安全利用を啓発」
■グリーンスローモビリティ
- 時速20km未満で公道を走る
- 実証実験→4月夏の雲公園、5月光が丘駅~光が丘病院
- 5日255名、2日74名利用
- 安全な通行が課題
■2段式駐輪場
※ラックを上にあげるのが大変という質疑があり…
- 区内9か所、75%(需要が高いところに設置)
- 更新時期「定期メンテナンス、保守点検で必要に応じて交換」
9月27日 保健福祉費、介護保険会計
■産後ケア
- 2023年度実績
- ショートステイ:309人
- デイケア:199人
- 訪問:285人
■障害のある子ども
- 障害者サービスを利用している児童
- 区内全児童10万人のうち2500人、2%
- 所得制限の考え方
- 区「保護者の所得でサービスを受けられない→ないようにしたい」
- 一方で「国で考えるべきこと」「国、都の動向を注視」
■放課後等デイサービス
- 47か所
- 2023年度末「供給見込み量はほぼ充足」というが…
- 高校生の空き枠が少ない
- 小学生65%、中学生20%、高校生15%
■受験生チャレンジ支援
- 2022年度に生活保護基準の1.1倍から1.5倍に緩和
- 2021年度291→2022年度502→2023年度534と増加中
■ひとり親
- 2022年度ニーズ調査
- 6割が「教育、学力に悩む」←8年前の調査からプラス10ポイント
- 子どもの貧困対策推進法→区→中3以外の教育支援についても対策が必要…という趣旨の答弁
- 区「家庭、世帯、丸ごと見ての支援が求められている」
- 「子ども、教育支援は、家庭のキーパーソンを見極め、アプローチ」
- 「関係機関と連携」
■保護猫、地域猫
- 区「相談、保護、譲渡→一貫した体制をを整備する必要がある」
- 「まず、団体の皆様と話し合う」
■受動喫煙
- 区の対策→ステッカー、チラシを薬剤師を通じて配布
- 苦情があった場合、灰皿を設置する店舗へ個別に呼びかけ
■自殺防止対策
- 自殺の傾向→女性の自殺が増えている
- 区「ライフステージにあわせて早期支援に取り組む」「生きる支援を推進」
■てくてくサプリキャンペーン
※練馬区独自の歩数計アプリ
- 「2626歩」でもらえる
※少なすぎでは…2626歩歩くだけでは健康にならないと思うのですが…
■生活保護の夏季加算
- 区「区長会を通じ要望を出している」
- 住宅扶助も要望(※)
※地域にあわせた増額、といった内容
■医療保護入院
- 練馬区長の同意で医療保護入院をしている人数
- 2022年度81件
- 2023年度75件
- 2024年8月末時点32件
- 面会制限のある人:集計していない
9月26日 環境費、産業経済費
■ハリーポッター スタジオツアー東京
※昨年度オープン→区内経済への影響について質問が出るも…
- 入場者数について聞かれ
- 区「ワーナーが数字を開示していない」
- 「詳細の数字を教えてもらえない」
- インバウンドも「細かい数字を教えてもらえない」
※あんなに練馬区の税金を投入したのに、来場者数さえ教えてもらえないなんて……
地元商店街の売り上げがどれだけ伸びたかについても、具体的な数字は出ませんでした。
■都市農業、農地
- 練馬区への買取申出の件数→区が買取った件数
- 2019年度:16→1
- 2020年度:27→3
- 2021年度:13→3
- 2022年度:48→0
- 2023年度:16→4
- 合計120件→買取11件
- 主に公園や緑地に。農園用地は2件
※買取っているのは1割。もっと買取って、農地を残していくべきではないでしょうか…
■フードドライブ
- 850キロ
- 子ども食堂などに提供
■23区ごみ有料化について
- 練馬区の見解→以前に答申が出ている
- 「有料化の前にやるべきことがある」
- 「有料化は慎重にも慎重を期すべき」
■倒産件数
- 2023年度:34件
- 横ばい
■旧統一教会関連団体が、ココネリホールを使用
- 区の説明↓
- 2015年に団体登録→勉強会等
- 国が「著しく公共の福祉を害する」団体として、解散命令請求を行っている
- そのことを受け、区が、団体に、「施設の利用自粛を申出」たが……
- 団体から「文書で」と言われ、
- 文書で数回やりとり
- 結果、自粛要請の受け入れは拒まれた
- 区→地方自治法の規定により、基本的に利用の制限は難しい
- 使用を許可した
- 施設外の利用がないかなど、施設職員が確認して対応する
※あくまで「自粛」の要請のため、団体に拒まれたら対応できない、という弱い立場が…
9月25日 区民費、地域文化費
■練馬区立美術館
- 平田晃久展 速報
- 18000人
- 最終日1188人
※平田晃久展を賛美する質疑が、美術館改築賛成会派から続きました。
他の展示会がここまで絶賛されるのを、聞いたことがないのですが😅
※新しい設計の「余白」を肯定する質疑もありましたが、
そうか「余白」のために、サンライフ練馬はつぶされて、体育室はなくなり、スポーツ利用者は場を追われるのか、と…思いました……
- 来年11月〜解体工事
- 工事前に説明会を開催
Q:与党会派からも、下りエスカレーターの設置の要望があり…
- 区「登りの負荷が高い」(=下りは設置はしない)
※下りも負担なのは常識ですが…!
Q:屋根(シェイド)の階段がつらくないよう、要望があると…
- 蹴上げ150mm
- 踏面300mm
- 床の素材を検討
※階段を広くすると、その分階段部分が増えて、階段でないところが減ると思うのですが。
結局、「階段だらけの屋根」と言う問題は、階段の設計どうこうでは、解決しません。
床の素材をどんなものにしたって、階段は車いすでは登れないのですから……
■練馬区立美術館改築の「7月15日」問題
経緯はコチラ:【練馬区議会】2024年度初の補正予算、がっつり解説!
・実施設計の契約書の特記事項には、「2024年7月15日に概算額を提示」とあるが
・提示されたのは昇降機(エレベーター、エスカレーター)の額だけだった
↑この問題の続きの質疑があり…
↓区の説明はこちら
- 特記事項の解釈について、設計事務所と協議
- 7月15日の特記事項には、概算額も含めるのか?示されていない
- 設計事務所から「協議したい」との話があり、協議
- 7月15日は昇降機の設備工事の金額のみ(10月に発注)
- 昇降機以外の概算額は、区の指示する期日までに提出すること、という形で協議をまとめた
…つまり、「7月15日」にまでに提示するのは昇降機の額のみで、残りは来年度予算の時期にするということにした……というのが、区の説明です。
■マイナ保険証
Q:マイナンバーカードがなくても医療が受けられることを周知すべき!という質疑に対して…
- 区→国保、10月後半、加入者情報のお知らせを発送
- そのなかで、
- 「マイナンバーカードを持っていない方には申請なしに資格確認証を交付する」
- 「資格確認証の提示で、医療機関を受診できる」
- 旨、お伝えする
- 「働き掛け、しっかり取り組む」
- 「安心して区民が医療を受けられるように」取り組む
※言葉どおり、しっかり取り組んで頂きたいと思います!
■特別区民税
- 前年度より1.7%UP↑
- 726億円→収入の22.5%
■日本語教師
- 報酬は1日1000円(※時給ではない)
- さらに、なんと、「共通商品券」←現金でさえない!!!
- それに対して区の答え
→ボランティアの方々には「頭が下がる思い」
※頭は下がるけれど、現金にはかえないよ、という答弁。頭が下がるなら、報酬も見直すべきです…!
■地区区民館、地域集会所
- 22館中、築40年以上で大規模改修をしていない→あと7施設
- 今後の予定→西大泉、関町北、春日町南
- 2023年度のべ利用者数
- 地区区民館:年130万人、1館平均59200人
- 地域集会所:45万人、1か所15500人
※すごい数…!!!重要性がわかります。
■敬老館と街かどケアカフェ
- 一方、街かどケアカフェ:40079人、1か所6千弱
- 参考:かわりに廃止された中村敬老館は22000人
※介護相談に事業を縮小させれば、減って当然ですよね……
■その他の質疑より
- 熱中症対策のアイスバスの導入を要望され…
- 区→効果が不明(なので導入しない)、との答え
- 地区祭
- 100万をこえる支出のところが大半
- ココネリ3F「つながる窓口」→「地域活動保障制度」を使えて便利
- 総務省「指定地域共同活動団体」が要注意?
9月24日 議会費、総務費
■区民税UP
- 理由のひとつ→納税義務者が増えたこと
■ふるさと納税の影響
- 2020年度23.6億円
- 2021年度29.6億円
- 2022年度37.5億円
- 2023年度44.5億円
- 2024年度49.9億円(現時点)
- 区→返礼品制度には与しないが、寄付制度は推進すべき、と言う立場
■寄付金
- 2022年度610件6900万円
- 2023年度572件2.2億円
- インターネットからの寄付が、6割
- コロナの影響あり
- コロナ前は2018年度77件、2019年度131件
- 2021年度818件3.5億円、最多
- 2021年度以降600件で推移
■工事の不調
- 2023年度303件中50件
- 2024年度8月末まで19件
- 主な理由は、人材不足
Q:法改正で、労務費を二次三次〜の下請けまで行き渡らせる「努力義務」
- 区「建設業法の改正」
- 「国の審議会のワーキンググループが今月から議論」
- 区は、元請け事業者から申請を受ける際、労務費を下請けに当てる話をいただく
- ワーキンググループが来年11月をまとめる
- 区「必要な対応を図る」
※申請時の「お話」だけで十分なのか?対応が求められます。
Q:区外事業者の活用について…
- 1億5000万以下の工事は区内事業者のみ、大型工事はJV可だが、第二事業者は区内事業者のみに限定されている
↓これに対して - 区内事業者を最優先するようにと常に求めている与党会派から、向山小学校の工期の遅れの指摘があり、大型の工事は区内事業者だけでなく区外事業者を活用するよう要望が出た
※これまでなかったことなので、これを受けて、練馬区が方針を変えるのかどうか?注目の質疑です。
■防災
- 生理用ナプキン
- 1拠点あたり900枚備蓄
- 使用期限は3年
- 期限前に配布
- 2021年度から区立施設での配布を継続
- ボディシート、口腔ケア製品→今年度新たに備蓄
- 防災井戸
- 4台、ろ過器を配備
■会計年度任用職員
Qパートタイムからフルタイムへの変更を要望され
- 区→やらない
■女性の管理職が少ない問題
- 主任の受験率60%を目標にしている理由
- 計画策定時、男性59.6%、女性46.8%
- 男性と同程度の目標にしたため
Q職員からどのような意見があるのか?
- 「課長がいつも席にいない」
- 「忙しそう」
- 「議会対応が不安」
→対策
- 管理職の仕事が見えるように、ロールモデルとの意見交換会、キャリアデザイン研修
- 「すこーし安心した」の声
■ハラスメント対策
- ハラスメント第三者通報窓口
- パワハラ8割、次いでセクハラ、マタハラ
- 2021年4月基本方針策定→常勤、非常勤、派遣、委託など、区で働くすべての者が対象
■テレワーク
- モバイルルーター1000台
- 2020年度に実施要項を策定
- 1週間あたり、4日以内
- 1ヵ月の日数は、原則次の月の半分以下
■内部通報制度
※今、兵庫県知事の問題で、注目のところですが…
- 制度開始から12件の通報あり
- 2019年度から直近の5年間で2件
- 2022年度から通報者を探すことを禁止するなど、要項を改正
- 区「文書法務だよりで周知する準備を進めている」
■職員の服装
区「清潔感溢れる…」
※(高口つぶやき)あふれていないとダメなのか…
■石神井庁舎の跡地、どうなる?
- 方針
①世代を超えて活動交流
②複合化、まちのにぎわい - 跡敷地の検討会議
- 公募委員5人、地元推薦4人、専門の学者4人、計13人
- 別に、地元高校から3名
- 第1回会議(7月23日)
- 区民アンケート、今後の進め方、視察先の議論
- 第2回は視察
- 武蔵野プレイス、豊洲シビックセンター
- 区民アンケート
- LINEやXでも募集
- 区「検討会議の素材に」
- 9月上旬で1500件越え→集計中
- 第3回から具体的なことに着手
- 当初検討会議の取りまとめを2月に予定していたが、時間がかかり
- 来年度にずれ込む見込み
- 区「拙速に進めるのではなく、時間をかけて進める」
Q:休日診療所は?
- 区「再開発ビルに移転しない施設で、廃止する機能はない」
※つまり、すべて廃止しない、残すということ
Q:隣接の土地を買取り、広げてほしい、という要望が出ると
- 区「平成15年築の3階建てのRC共同住宅」
- 「地権者と接触を図っている」
■イプスウィッチ市との交流
Q:練馬区議会のイプスウィッチへの訪問を要望する会派があり…
- 区「検討」
※高口注:以前も、議員の海外出張について、問題が出たことがあります。多額の予算を使うので、今の時期、いかがなものでしょうか…
■非核都市練馬区宣言
- 1983年、区立施設50カ所にパネル設置
- 便利帳やホームページに全文掲載
Q:平和祈念コンサートで全文を読み上げてはどうか?との質疑に対し…
- 区「読み上げる予定は無いが、アンケートを参考にする」
※みなさん、アンケートを書きましょう!
■その他
- 財産価格審議会にて、関町での用地取得の報告あり
- 区「保育需要が厳しい」地域
→新たに買い取った土地を、保育園にするのではないか?可能性を示唆する答弁。
- 練馬区がよく使う答弁
- 「最小の経費で最高の効果」を上げる必要がある
- やりたくないことをやらない理由に、よく使う
※だったら、練馬区立美術館は、最小の経費になっているんですか!?
やりたいことには、最大の経費を使おうとしますよね…
- わたしの便利帳
- 4年に1回、全戸配布
しかし…
区に、「必要な人にだけ配布を」「返却したい」の声あり
マンションで捨てられている実態も…