美術館再整備のために、新しい課が2つも!~練馬区組織改正

※2022/3/10、練馬区議会・「都市整備委員会」のレポートです。


練馬区の組織改正→変更は5点

2022/4/1の改正は、以下の通りです↓

①オリンピック・パラリンピック担当課→廃止

②美術館再整備担当課→新設

  • 地域文化部
  • 本庁舎9F
  • 新しい課長が就任

③美術館再整備まちづくり担当課→新設

  • 地域文化部
  • 都市整備部 東部地域まちづくり課長が兼務
  • 本庁舎16F
  • ねらい
    • 部内の調整・連携をスムーズにするため
    • 今後運営と密接に関わることが一定のメリット

④都市整備部の4課が独立→「建築・開発担当部」

  • 「建築・開発担当部」を新設
  • 「開発調整課、建築家、建築審査課、住宅課」が、都市整備部から分かれて、そこに入る
  • 簡単にいうと、都市整備部が11課もあるので、分ける
  • 本庁舎16F
  • 新しい部長が就任予定
  • 人員を増やす等の予定はなし
  • 「収入が減って、住み替えたい」など、住まいの相談が増えている
    • 去年154件→今年2月ですでに152件

⑤子家センの名称変更

  • ×「練馬子ども家庭支援センター」を
  • 〇「子ども家庭支援センター」に変更

美術館への並々ならぬ意欲がにじみ出る組織再編

練馬区立美術館再整備構想には、数々の問題点、疑問の声があがっています。

まだまだコロナの感染が続き、生活も一層厳しくなるなか、「コロナ対策課」等、コロナの部署を新設するのではなく、

美術館の課を新設してまで進めようとする……

今もコロナのたびに「全庁的に」人をかき集めている状況。今は区民の生活を守る体制に、集中すべきではないでしょうか?

練馬区の姿勢には、大きな疑問を感じます。

※参考:練馬区立美術館問題

練馬区立美術館再整備で、サンライフ練馬は廃止?「練馬区立美術館再整備構想」最大の争点