練馬区の新たな区民農園「土支田二丁目区民農園」の特徴は?
9/17練馬区議会・都市農業・みどり環境等特別委員会よりレポートです。
土支田に新しい区民農園が開設!
「土支田二丁目区民農園」
です。
★場所は…
豊渓小学校や
土支田中央地域集会所の近くです。
地域集会所はすぐ隣ですね。
★いつ開園?
3月1日です。
なぜこの日かと言うと、
一斉に、練馬区の区民農園の募集がある日、
3月1日が開始日ということで、
この日に開園されます。
★予定区画数
予定区画数は「112区画」。
一区画15㎡ということで、
色んな農作物が楽しめるんじゃないかな?
と思います!
土地を購入した理由
区民農園には2種類あります。
①土地を貸借
…地権者から借りているものと
②土地を購入
の2種類です。
こちらの土支田二丁目区民農園は、購入をしました。
★土地を買う農園と買わない農園…違いは?
大きなポイントは、「エリア」です。
↓区民農園の練馬区全体図がコチラ
各エリアにバランス良く
区民農園ができていくようにしていきたい、
というのが、練馬区の方針。
今回、土支田のエリアでは
区民農園が少なかったので、
購入に至りました。
その他にも、
★整形地であること
★財源が確保できること
などが、条件にあげられます。
財源の確保の問題
生産緑地は、地権者が手放す際、まず練馬区に買い取り申し出をします。
練馬区が最初に買いとりのチャンスがあるのですが、財源がないために買い取ることが難しく、結果、宅地の開発等にまわされるケースが多々あります。
毎年1-2%、生産緑地が減り続けています(令和2年度で27件)。主な要因は、相続です。
★今回の土支田二丁目区民農園は、なぜ買えた?
今回は、
- 都市計画公園に位置付けたことにより、都市計画交付金が出る(1/3)
- 生産緑地買取補助金(東京都の補助金)
- 財調が確保できた
…という3点がそろい、財源を確保できました。
「生産緑地買取補助金」というのは、各区で1年間に1件しか認定されない、狭き門。
そのために、「ここぞ」という生産緑地でしか使えない…という課題があります。
★できる方法は
- 国や都に財源の強化や制度の見直しを求めていく
- 練馬区としても財源をねん出する努力をする
といったことが必要だと思います。
区民農園がないエリアにも増やしていこう!
議会で質問が多く出たのは
やっぱり練馬区の南東部分…
江古田など、区民農園がないエリアです。
私が住んでるあたりでもありますが、
もともと畑自体が少ないところ。
このあたりにも積極的に
「区民農園を作ってください」
と要望しました。
★どのエリアの区民も、農に親しめるように!
いろいろな区民の方、
いろんなエリアの人が、
区民農園…畑、農に楽しめるように
整備できていったらと思います。
まどぐちは、こうぐち!
高口ようこでした。