タテ3の会さん主催、練馬~豊玉のまちあるきに参加しました。
タテ3の会さん主催、練馬~豊玉のまちあるきに参加しました。
放射35号線延伸部分の計画、通称「タテ3」。
現在工事が進みつつある平和台~氷川台の放射36号線から分岐する、いわゆるバイパス道路です。
地域に与える影響は甚大なのに、本線とタテ3で、たった1分しか短縮できないというお話も…。え、たった1分のために、ですか…?
写真①プラザトキワ横の高架下の駐輪場が、ちょうど道路の計画地。
昭和41年の計画では線路との立体交差(道路が西武線の上をまたぐ)の予定でしたが、その後西武線が高架に。
しかし今も、計画は昭和の立体交差のまま…。
②練馬消防署のある交差点の三角州の駐車場も、道路計画地。
③赤い線が計画図。
三角州の駐車場は、道路予定地と重なります。
④三角州の駐車場の南側は、今は細い道路しかなく、ほとんどが住宅。
ここが42メートル道路になる計画…。
多数の住民がたちのきを迫られ、税金も多額に。
⑤途中にある駐車場も、道路計画と重なります。
道路計画が、まちの形に影響を与えているのがわかります。
まちあるきをすると、まちの意味がわかってきて面白いですね…
⑥道路計画地までは高い建物で、そこから先、計画がかからない所から高いマンション。
はかってみると、ピッタリ。
そんな風景がそこかしこに。道路計画があると建築制限がかかることも影響しています。
⑦目白通りから先は、少し広い道で片側一車線の道路ですが…
測ってみると7m程度。
ここを左右10-20m程も広げ、35mになる計画。
⑧横路も、まっすぐ!!
これが豊玉の特徴。
練馬区でも早くに区画整理をし、企業の社宅や倉庫が建てられたためだそう。
すぐ近くなのに、練馬駅の南側や桜台とは違う町並みが興味深い…!
千川通りを挟み、中新井村と下練馬村で、村が違ったことも影響した?昔は村の違いは大きかったはずだから…との考察も、なるほど。
⑨まっすぐな道と、低層の住宅。
その後ろの高いマンションは、道路計画にかからない。
⑩目白通りの南側すぐの斜めの道路は、実は古くからあり、昔の豊玉のメインストリート。
練馬の商店街を抜け、としまえん、下練馬道までつながります。
⑪知人に許可をとり、家のどこを道路が通るか、測らせて頂きました。
綺麗なお庭が分断されることが発覚…
⑫環七から枝分かれした豊中通りは、新しい道路。
その前後から、35→27メートルに変わります。
⑬駐車場が道路にかかり、建物はかからない、というケースも。
道路計画をふまえた設計がわかります。
⑭比較的広い現道がある地域。
まっすぐな道路の両側の建物が低いから、空が広く感じます。
道路の広さに比べれば比較的車も少なく気持ちのいい環境ですが、放射35号線ができ、環七と放射35号線に挟まれることになれば、交通量も増え、かなりの影響が…。
「大気汚染が心配」という声も。
ゆっくり歩いてみて、影響などがよくわかりました。
タテ3の会のみなさん、ありがとうございました!
#練馬区 #豊玉 #放射35号線 #タテ3