7月からのPCR検査体制…具体的な数は示さず/6/17練馬区補正予算

2020/6/17、練馬区議会、補正予算の質疑のポイントをお届けします!!

給付金

★介護、障害、保育、学童等福祉従事者への特別給付金(2万円)

  • 保育→家族に感染させる?精神的負担もあり「努力にむくいたい」
  • 介護分野の国の給付金との相殺は考えてない(国の給付金は別にもらえる)
いきわたる対策として…
  • 全従業員への給付を条件に
  • 給付した事業者を区ホームページに一覧掲載
  • 問い合わせ対応
  • 疑いが生じたら調査等おこなう
★非常勤、同等に扱うべきでは?
  • 「勤務実態応じた対応、事業者ごと設定可能」
  • 区「非常勤は働き方は様々、常勤とは一定程度違う」

*非常勤の方々に支えられていること、こういう差のつけかたが離職を呼ぶ懸念、感染リスクに平等にさらされていることなど考えると、なぜ差をつけるのか理解できませんが…

★特別定額給付金…給付率、23区1位!

  • 現在、給付率65%
  • 給付率、23区1位!
  • 区「5/6補正予算可決、全庁あげ、早期給付できた」

清掃事業

★清掃事業者のマスクと熱中症問題

  • 現在は着用
  • 職員間の距離2メートルとれればはずす(現実的でないような…?)
  • こまめな水分、熱中症予防

★ゴミ増加!

  • 可燃ゴミ1割、不燃ゴミ3割、資源ゴミ2割増加
    →清掃事業者への負担増加

こども関連

★少人数クラス…しない

  • 区「区独自に少人数学級おこなう考えはない」
  • 空き教室など活用、工夫
  • 手あらい場→時間帯ずらす工夫
  • 施設面限界ある→対応とり徹底

★保育園自粛問題

  • 「真に保育が必要」という表現…
  • 区「個別にていねいに対応、間をとりもっている」

*ということなので、問題がある方は、ぜひ区に相談を!

★放課後デイサービスへの利用者負担

  • 追加発生保護者負担、区が全額補助
  • 事業者への補助は?→電話や家庭訪問など支援で算定対象に
  • 在宅支援→電話、ビデオ通話、メール、教材送付など
  • 臨時的対応みとめている
  • 減収補填→国、都に要望
  • 都立特別支援学校は6月分散登校→放課後デイ→単価高く設定
  • 分散登校中も対象に
  • 4-5月長期対応ができたのは9割(3月は4割)
  • 区には事業継続、相談支援、報酬算定に相談あり、対応
  • 事業所間の支援事例共有、検討中

給食

★給食のかわりの昼食費支援…しない

  • 昼食支援→給食を提供したものとみなし、国庫補助経費とできる
    *…が、練馬区は行っていない
  • 給食のかわりの昼食代支援も、しない

★今後、食材配布や給食提供は?

  • 区「給食は調理した場所で食すを想定」
  • 今回は提供困難だった
  • 「今後→タイミングや方法、提供対象、福祉など、多様な視点、実施にむけて必要」

★目黒区等がやっている、1学期給食費無償化は?

  • パン牛乳のみ
    →区によって減額、無償にしている

★調理員の確保

  • 見通し→夏季休業かわる
  • 委託事業者、人員確保つとめていただく
  • 現在のところ、支障ない、聞いている

★給食廃棄

  • 休校で、廃棄したものもあった
  • 現在個別に調査まわっている
  • 給食発注→直前まで発注しない、長期間発注一度にしないに対応変更
  • 一般廃棄物処理計画→今後も食品ロス削減に取り組む

介護

★介護事業所への独自支援…しない

  • 国がおこなうべきもの
  • 区が行っている支援→マスク、情報支援、区独自の従事者への給付金
  • 利用者が自粛したサービスなど→ケアマネ団体連携して調査おこなう予定
  • 第2波にそなえる
  • 報酬増額→国の動向で検討

経済対策

★プレミアム付商品券のプレミアム率→30%

  • 平成21-24年→10%
  • 8%消費税増税→20%
  • 10%消費税増税→25%
  • 今回、リーマンショックより深刻予想→30%に
  • 商店街を応援いただくためのもの

*ただし、プレミアム率を高くすると、予算は変わらないので、そのぶん発行枚数は少なくなります

★販売方法
  • 感染症対策、3密さけ、インターネット、郵送など事前申込方式
  • 簡易な仕組みに
★3月以降は?
  • 今後は状況ふまえて改めて検討
★商店街に加入しない店舗も…不公平感は?
  • 対象店舗→約1300店舗
  • 飲食店→約2100店舗
  • 他は特別貸付、デリバリーの観光案内ページ掲載など

★区内の厳しい事業者への支援は…

  • 区「9月の補正予算を含めて検討」

★練馬区の特別貸付2463件

  • 5/1より特別窓口設置
  • 最大9レーン、常時5-6レーン
  • 窓口設置直前は1か月待たせることも
  • 3か後には予約がとれる状況

★国、都の補助金申請

  • 窓口に中小企業診断士→対応

★持続化給付金の対象にならない事業者への支援やリース代の補助は→しない

  • 持続化給付金拡充→動画活用し、申請わかりやすく案内
  • 区の特別貸付を行っている
  • 国、都の動向ふまえて検討
  • 商店街振興

医療体制

★PCR検査センター

  • 唾液もちいた新しい検査手法
  • 安全、簡単、医師の負担軽減
  • 今後は区内の診療所で
★現在協力いただける診療所は?→数、不明…
  • 「協議をすすめているところ」
  • 「ひとりでも多くご協力いただけるよう医師会と協議すすめる」
★検査体制拡充は?→よくわからず…

*保健相談所があつかった件数、検査の一部→約1000件(陽性率2割?)
*検査センターで500件、民間、区外の検査もある

  • 7月以降の検査能力は?→*具体的な数字は答えず
  • 「何件できる容量があるか、難しい」
  • 「容量をうわまわる備える必要はある」
  • 「今1日40件週3回」
  • 「検査対象もふやすべきとなる」
  • 「箇所数は協議」「思った数すぐできるわけじゃない」

★新型コロナの専門的な外来機能の確保は?

  • 今回、新型コロナの問題で、エアゾルがでる場合、一般診療所のインフルエンザ検査をとめていた課題
  • インフルエンザとコロナの区別は検査しないと診断がつかない
  • 「区だけで決めるべきでない」

*結局、解決されておらず

★7月からの検査の体制、予算にない
  • 5月は設営経費予算
  • 今後必要ない、都費つかうなど、予算をつかわないスキームで

医療問題

★抗体検査0.1%の評価

  • 区「潜在的に区民の感染状況わかるので注目していた」
  • 「ほとんど感染していないことがわかった」
  • 「第2波、ふえてくる可能性、しっかり対応していきたい」

★ピーク時の保健相談所

  • 1日感染者40件
  • 聞き取り、調整、判断、家族への話
  • はやくて30分、ながくて1時間、対応におわれた
★保健相談所業務の改善点
  • 区「問題点あることは認識」
  • 手書き、ファックスでやりとり→滞っていた
  • システム、業務委託を検討

★病院の経営支援

  • 区「感染患者受け入れた病院は支援必要」

*それ以外への支援も必要ですが…!

★次亜塩素酸水

  • 効果のほどははっきりしていない
  • 検証試験継続中
  • 界面活性剤は効果がある、種類増えてきている
  • 生活衛生課で相談のっている

財政

★練馬区の基金

  • 残高400億円目標→達成していた
  • 補正予算で基金取り崩し→現在338億円
  • 交付金を充当できる

★都の交付限度額→5億1千万円

  • 限度額を上回る事業を申請する
  • 区独自の施策で基金へ戻す
  • 23区の財政需要530億円→算定されたのは72億円、あまりに少ない→特別区長会から要望

★公共施設等総合管理計画

  • ビジョンとあわせて「再点検」

文化振興

★おうちdeアート

  • 小規模コンサートの配信などとりくむ
  • アトリウム出演予定の演奏家に依頼
  • 評判→練馬らしさあってよい…等
  • 「2000をこえたものも」

*2000…再生数、かなり少ない…

★アフターコロナの美術館→動員数以外の指標

  • ショパン展→待ち望んでいたの声
  • 多くの区民にさまざまイベント楽しんでもらえるように
  • 新たな開催のしかた→「今後検討したい」

★直接的な支援、開催支援など

  • 小規模コンサート開催など、今後も文化振興協会と連携する

地域

★エッセンシャルワーカーへの支援

  • 練馬シェフズクラブ→料理とどける
  • 石神井公園→料理とどけるプロジェクト
  • 区民のみなさまへ広報、重要と認識
  • 区民協働交流センター→呼び掛け行う