旭丘の小中一貫教育校…開かれた対話の場を!/1/30文教レポ

1/30文教児童青少年委員会、レポートその4です。

旭丘の小中一貫教育校、地域説明会の報告

★地域説明会に参加して

12/22に開催された、旭丘の新しい小中一貫教育校に関する地域説明会。

もちろん高口も参加。
「小竹小は残し、改修してほしい」との熱い思いのこもった声があがったことが、印象に残っていました(区の資料にも記入あり)。

小竹小を残すために奔走中の一方で、新しい旭丘小中一貫教育校をいい学校にするためにどうしたらいいのか……ということも、真剣に、我がこととして(子どもの学区内の中学です)考えています。

★課題1:誰でも参加可能な、開かれた対話の場づくりを!

いま、イエナプランなど、先進的な教育の導入事例があります。小中一貫教育という仕組みだけでなく、教育の中身も、きちんと議論していきたい……。

そのためには、説明会だけでなく、子どもも含めた地域のみんなで、「いい学校をつくるにはどうしたらよいか?」という議論、対話を、広くしていく必要があります。

そのための、開かれた場づくりが求められます。

★課題2:こどもの声を、聴こう!!

ユニセフが推進する「日本型子どもにやさしいまち(CFC)モデル」、というまちづくりがあり、先日、その「検証作業報告フォーラム」に参加しました。

https://www.unicef.or.jp/event/report/20181029.html

そこで、北海道の安平町で、災害後の新しい学校づくりを、誰でも参加可能な会議形式にし、子ども自身も参加した……という実例を聞き、感動しました。

説明会だと、どうしても堅苦しく、意見が出しづらく、行政との対立構造にもなりやすい。

ワークショップのような形式で、参加し、意見を出し合っていく。そういうプロセスが、「これは自分の学校なんだ」という意識をつくり、学校ができたあとも、「関わり、支える」という体制につながるのではないでしょうか?

子どもも含めた、「地域がつくり、関わり、支える学校づくり」をめざすべきと、高口は考えます。

★課題3:特別支援学級の説明はナシ?

旭丘には、特別支援学級があります。今回の説明会資料に、この学級がどうなるか、一切の記述がないことが、気がかりでした。

これまでの説明会でも、ほとんど説明がありませんでした。

その点質疑したところ、

区「(そういう意見があることは)十分承知している」

との答弁。承知しているのであれば、しっかり説明してほしいところ!

今後、新しい学校がインクルーシブな環境となるよう、質疑に力を入れていきたいと思います。

 

↓資料「地域説明会等で寄せられた主な意見等に対する区の考え方」