9/5一般質問1日目…公園にミストシャワー♪
練馬区議会(第三定例会)、一般質問1日目!
一般質問とは…議員1人につき年1回、自由なテーマで45分質疑できる貴重な機会(質問25分、区の答弁20分)。
毎回、区議会の最初に3日間、1日3-4人登壇します。
その区議会の動向もわかるので、答弁に注目です!
というわけで、高口がチェックした注目ポイントをお届けします!
★上石神井三丁目公園→「ボタンをおすとミストシャワー」
- 新設する上石神井三丁目公園
- 水遊びの要望を受け、「ボタンを押すとミストシャワーが出るシャワーを設置」
これは…子どもが大喜びしそうな姿が目に浮かびますね!!
★消費税増税対策のプレミアム商品券…申込状況は?
- 対象者12万人中…「2万人」(6分の1!)
- 「12月末の申請期限に向けて取り組む」
*以前議会で質疑したとおり、とっても煩雑・複雑な申請方法なので…
申請数が少ないのは、わかっていたことではないかなあ、と思います…
★富士見台…四商通りのいちょう並木や、四商の建て替えは?
- 四商→東京都が校舎の改築の準備中
- いちょう並木→現在のまま残すことは困難。移植など、協議
★液体ミルク、災害時の備蓄に決定!
- 1年保存可能な商品が出たので、備蓄に加えることに
- 今回の補正予算にのせる
★脱プラスチックへ、一歩前進!
- 区内の売店や「がむしゃら」(1階喫茶コーナー)にて
→店員が「(スプーンは)いりますか?」などと呼びかけるようにしている - 不必要なプラスチックスプーンを渡さない、マイボトルの呼びかけなど、発生抑制に取り組む
*2月の予算委員会で、高口が「そもそも渡さないような体制に変更を…」と質疑したので…何よりです!(←「私がやりました~!」というのは気が引けます(;^_^)
みなさんも、区内施設でのマイボトルなどへのご協力、よろしくお願いいたします!
★不妊治療への支援
- 「5.5組に1人は不妊治療と言われ、区もサポートの重要性を認識」と答弁
- 都の5万円の助成金
→区の申請は、事実婚は対象外→東京都は対象内
→「都の運用状況を検討し、自治体の動きを注視」と答弁 - 不育症→啓発冊子などで都の検査費助成などを広めていく
★防犯カメラ、拡大へ…
- 今回の補正予算に計上する
★いじめ防止の取り組みは?
- 教育長「防止ポスター、標語づくり、実践事例発表会~など、早期発見対応に取り組む」
*ポスターや標語が、本当に効果的なのか…研究が必要ではないかと、感じております。
★幼保無償化、区の負担は…5億円増
- 7億負担増-2億減=5億円の負担増の見込み
★練馬光が丘、順天堂、高野台…3病院にかかる費用は?
- 133億円の負担を見こむ
- 65億円は基金の積み立て
- 起債を発行、特別交付金も働きかける
★学校の「桜」…伐採のあとは?
- 樹木医の診断
- 倒木の危険があれば、伐採
- 若木への植え替えは重要
- 学校の状況に応じて、植栽する
★外国人住民が増加。対応は?
- 5年で7千人増…
- 5年の平均増加率は、6番目の多さ
- 4年前は永住者が6割→今は4割に
- 就労や留学関係の外国人が増えている
- プロジェクトチームを立ち上げ、分析中。対応を検討する
★子育てで尊重されるべきは「子どもへの愛情」…
- 区長「子育てで、最も尊重されるべきは、こどもへの愛情」
- ↑これまでずっと、「最も尊重されるべきは、それぞれの家庭の思い」と言っていたのですが、「愛情」という表現が最初に付け加わりました。
- これが、何を意味するのでしょうか…?
- もちろん「愛情」は重要です!当然です!
- ただ、「愛情」は、一人ひとりの心の問題。内面の自由そのものでもあります。
- 行政として、愛情を尊重したどんな施策を考えるのか…?
急に付け加わった一言の意味が気になります…
★市場経済と議会制民主主義は、「歴史の到達点」?
↑こちらも、区長の発言です。
ご自身は、「歴史の到達点」の「長」だということですね…。
聞きながら、「すごいことを言うなあ」と、ビックリ致しました(ちなみに、以前の議会でも同様の発言をされています)。
「歴史の到達点」にしては、差別、貧困、格差……あまりにも、課題が山積みな「到達点」だと思いませんか? これが到達点でしょうか?
私はあと、順調にいけば40年くらい、こどもたちは70年くらい、「到達点」の後の「歴史」を生きることになるのですが…まだまだ、先は長いです。これからの未来、もっと先があるはずです。
ここが到達点と思っている方に、その先の未来が描けるのか、心配です。
まだまだこれから、よくしていかなきゃいけない!という若い世代に、ぜひとも譲っていただきたいものだ…と、思わず思ってしまいました。
★答弁の「コピペ」問題…
- あまり書きたくない…ディスるつもりはない、という前提なのですが、区長の答弁は、ほぼ、所信表明と同様(”コピペ”)でした
- ほぼ同じ答弁が、2回登場しました
- 2回目を繰り返すときの区長のご様子は、おざなりというか、やる気のなさを感じてしまいました
- これは以前からそうなのですが…(議事録を見て頂ければわかるかと)
- 今回から、副区長の答弁も、所信表明からの「コピペ」が多く、驚きました……
- 議員にとっては、1年に1回の質問、本気で挑んでいるのですが……
- 他の議会も、そうなのでしょうか?
- 練馬区議会の問題点、危機感を感じます……