練馬区の実地検査は13%!!?~東京新聞の記事について確認しました~

「東京新聞 2018年9月13日 朝刊」に、ショッキングな記事が掲載されました。

「保育所実地検査 半数満たず 首都圏37市区 本紙が調査」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201809/CK2018091302000164.html

>認可保育所の安全性などを行政が確認する実地検査について、
>児童福祉法の施行令は、都道府県や政令市、中核市に、年一回以上、管内すべての保育所の実地検査を義務付けている。実際に立ち入り、施設の安全面や保育士の数、子どもへの接し方などが適切か検査しなければならない。
>一五年度からは子ども・子育て支援法に基づき、市町村や二十三区も都道府県とは別に同様の検査を行えるようになった。

練馬区は、「135所中、18所のみ」→13%

ショッキングな数字です……

これに関して、区に確認をしました。

Q 実施の義務は?

A 区と都と両方にある。

Q 年1回というのは?

A 「原則として」という意味。

Q 今後、改善は?

A 1日検査を、全園で年1回行うことは、正直難しい。
補完として、「巡回体制」を強化し、滞在時間の短い「巡回指導」を、年1回、全園で行っている。
認証保育所、保育ママは、年2~3回まわっている。
異常があれば、臨時の立ち入り検査を行う。

…とのことでした。

施行令では「義務」とされていますが、「原則として」という扱い…?
引き続き、確認していきます。